かくれ里

日曜日, 12月 31, 2006

大晦日

 紅白歌合戦が今終わった。一昔前なら、大晦日のこの時間はゆっくりテレビなど見ていられなかった。今日は朝から店舗と自動車の掃除などをして、午後から、ホームセンターのコーナンへ買い物に出掛けた。ところが、駐車するのに一苦労するほどの混雑振りである。どのレジも10人以上並んでいる。商店街の閑散さに比べ、この賑わいは何だ。世の中は大きく様変わりしてしまった。

 今年一年を振り返ってみて、国の内外では色々な事件があった。テレビやラジオでは特集番組を組んで、今年一年の出来事を報道している。日本はイラクや北朝鮮などに比べると平和な国だ。欲しい物はその気になれば何でも手に入れることが出来る。一部の例外はあるが総じて贅沢だと思う。

 この一年、僕の周辺では大きなトラブルもなく無事過ごすことが出来た。商売は右肩下がりの状態が続いていたが、12月は回復の兆しが見えてきた。この分だと来年はいい年になりそうに思われる。

 このブログは年初から始めて何とかここまで来た。最近は四六時中ブログのことを考えるようになった。考えることによって脳が活性化されているような気がする。これからも余り無理をしないで今のパターンで続けて行きたいと思っている。

 今年最後は「金子みすゞ」で締めくくろう。

 積もつた雪
   上の雪 
   さむかろな。
   つめたい月がさしてゐて。

   下の雪
   重かろな。
   何百人ものせてゐて。

   中の雪
   さみしかろな。
   空も地面(じべた)もみえないで。

 
   こッつん こッつん 
   打たれる土は
   よい畠になって
   よい麦生むよ。

   朝から晩まで
   踏まれる土は
   よい路になって
   車を通すよ。

   打たれぬ土は
   踏まれぬ土は
   要らない土か。

   いえいえそれは
   名のない草の
   お宿をするよ

  

金曜日, 12月 29, 2006

駐車違反


 今年の年末はテレビの買い替え等で結構忙しかった。ところが、暮れも押し詰まった21日と27日の2回、住吉区内でテレビの納品と設置中に違法駐車の取り締まりにやられてしまった。

 1回目は説明に手間取って1時間程して車に戻ると、フロントガラスに黄色い紙が張られている。「しまった」と思ったが後のまつりだ。数日して放置違反金納付書が送られてきた。この日、2回目の取り締まりに合ってしまった。マンションの最上階お客さん宅にテレビを納めて戻ってみると車がない。何と、今度はレッカー移動されていた。指示通りに住吉警察に出頭し、移動料と保管料14,350円を払って保管場所まで引き取りに行った。

 この日は、別の車がパンクするしで仕事の予定がガタガタになってしまった。腹が立って気分が悪いし、お客様には迷惑をかけるしで、散々の目にあってしまったが、事故でも起こしたならこんなことでは済まなかっただろうと思い直して、早仕舞いをした。

 翌日、先の放置違反金15,000円と、次の反則金15,000円を銀行に納めてきたが、儲けは確実に半減してしまった。2回とも不注意と言われればそうなのだが、店の近所だったり、近くにモータープルがない場合は、よほど注意を払わなければなるまい。商売人にとっては本当に困った事態になったものだ。せめてもう少し利益が戴けるようならば、専属の運転手をつけて車の番をしてもらうことが出来るのだが・・・・・

木曜日, 12月 28, 2006

年賀状


  毎年のことだが、土壇場にならないと出来ない年賀状であるが、数日かけて出来あがった。今朝、やっと投函した。

 年賀状は手書きする方が心がこもって良いのはわかっているが、パソコンが使えるようになるまではずっと印刷屋さんに頼んでいた。しかし、最近は文面、宛名共、パソコンのソフトを使って作成し印刷している。

 パソコンソフトは色々あるが、10年ほど前から「筆まめ」を使っている。非常に良く出来たソフトだが、毎年バージョンアップされているので段々と使いやすくなっている。それなのに値段は毎年安くなってい。やはり良く売れているからだろう。イラストデーターも沢山あるので、どれにしようか迷ってしまうのだが、毎年、宛先別に何種類か作っている。

 来年の干支は猪なので、プライベート用には六甲のロックガーデンで写したイノシシの写真を貼り付けた。お客さま用はシンプルなものにした。以前は600枚ほど送っていたか゛ここ数年は300枚ほどにしている。

土曜日, 12月 23, 2006

Picasa2の新機能

 デジカメで撮りためた写真が2万枚以上になった。すべてパソコンのハードディスクに保存している。整理をすれば半分以下になると思うのだが中々その時間がとれない。

 今までに画像処理ソフトは色々使ってみたが、今使っているGoogleが無料で提供してくれているPicasa2が一番使いやすい。最近新版がリリースされて、フォルダーのツリー階層が表示できるようになった。これだと、画像の保存しているホルダーが一目瞭然なので非常に便利になった。これで重複している画像も簡単に削除することが出来そうだ。

 又、今回のバージョンアップでは、ワンクリックで画像をオンラインにアップロードして共有できる機能が付いた。Google Earthとの連携も可能になって、写真に撮影場所の情報を加えると、3Dの地球上でその写真が閲覧できるそうだが、果たして使いこなすことが出来るだろうか。

 Picasa 2のURL    http://picasa.google.co.jp/

金曜日, 12月 22, 2006

こつま南瓜まつり



 今日は冬至。この日には全国各地で、風邪よけ・中風封じ・魔よけを祈願し、柚子湯に入り「冬至南瓜」を食する風習があります。

 大阪市西成区玉出の生根神社では、毎年この日には「こつま南瓜まつり」が盛大に執り行われる。まつりと言っても、神社の境内に設けられた接待所で、参拝者にアツアツのこつま南瓜を振舞う行事のことである。

 同神社には「こつま南瓜塚」があるが、江戸時代に飢饉があったが南瓜を食べて飢えが凌げたそうです。人々の命を救った南瓜をお祭りしよう とこの塚が出来たそうである。

 こつまなんきんといえば、直木賞作家、今東光さんの小説で良く知られているが、大阪では艶っぽい女性のことを「こつま南瓜みたいな」と言 うことがあるそうです。小説では河内娘「小春」の波瀾万丈の人生が描かれています。因みに、今東光さんは横浜出身のですが、八尾の天台院の 住職でした。最晩年には、瀬戸内寂聴さんの剃髪をしています。

火曜日, 12月 19, 2006

住宅リフォーム


 既存住宅のリフォームを考えているが、限られた予算で満足のいく仕事をしてくれる業者が少ない。と言う話を良く聞く。一方、工務店の方は仕事の受注が少ないと嘆いておられる。


 当店がお世話になっている工務店では、最近世代交代をされてご長男が経営権を握られた。早速、リフォームを喚起するチラシを作って需要を掘り起す攻めの体制をとっておられる。若社長自ら設計図を起こし、先方に出向いて細部に渉って打ち合わせをされている。


 先日、最初の仕事を受注されて、当店は電気工事をさせてもらった。予算の関係で値段はシビアな仕事だったが、無事出来上がった。施主さんからは大満足してもらったと言って工務店の社長も喜んでいた。


 いつの場合でも、お客様の立場にたって仕事をしておれば受注も増えるのではないだろうか。若社長の活躍に応援したいと思う。

土曜日, 12月 16, 2006

液晶テレビのこれから



 液晶テレビの価格下降が急である。予想より一年は早いペースというのが実感だ。現在1インチ5000円を切ったが、向こう1年ぐらいで3000円くらいに下がるような気がする。消費者にとっては朗報だが、メーカー各社や関連の企業は利益が出なくなって困惑している。

 従来なら、液晶テレビを構成する部品のいずれかが足りなくなって、価格下降に歯止めがかかっていた。しかし、最近は部品・素材メーカーも増産に走り、
ブレーキ役が不在となって価格下降に拍車がかかっている。

 今後は乱立している製造関連メーカーの淘汰が始まって、資本力のあるところによって寡占化されることになり、価格下降は収束することになると思う。

 従って、液晶テレビの需要は『来年がピークになるのでは』と思っているのだが、果たして当たっているだろうか。

木曜日, 12月 14, 2006

Web 2.0

 今、インターネットの世界で起こっている新しい動きを表現する言葉が「Web 2.0」だ。具体的には説明は出来ないが、何となくぼんやりとしたイメージはある。

 従来、インターネットの一般的な利用の仕方は、Webページを見たりメールを送ったりする限定的な使い方だったが、ブログの普及などでユーザーが能動的に情報の発信するようになった。個々のユーザーが発信する情報量は少ないがそれが沢山集まると影響力を持ち始める。これをビジネスとして考えることが出来るのだと言う。

 Webサイトの使い勝手もよくなってきた。「Web 2.0」的で魅力的なサイトの代表格は「ウィキペディア」や「Amazon.co.jp」や「Google Maps」だ。他にも魅力的なサイトがあふれている。オンラインショップでの買い物も簡単に出来るようになった。地図などもデスクトップアプリケーションのような操作感覚で利用できる。情報流通の速さもこれまでのインターネットとは違う。

 これからは「Web 2.0」的な動きがもっともっと盛んになるだろう。近頃、Webサイトを開くのが楽しくて仕方がない。ワクワク感があって、いよいよパソコンが手放せなくなる。

月曜日, 12月 11, 2006

ハンドルキーパー運動


 今年に入って、飲酒運転による悲惨な交通事故が多発している。飲酒運転を根絶すべく警察や関係機関では罰則強化などで飲酒運転根絶に向けた強力な取り組みを進めている。

 交通安全協会でも、飲酒運転追放のために飲食店などの加盟団体に要請し、「ハンドルキーパー運動」を推進することになったようです。

 ハンドルキーパー運動とは、自動車で飲食店に行って飲食をする場合、仲間同士で飲まない人を決めて、飲まない人が仲間を安全に自宅へ送り届ける運動です。飲食店側はお客が車で来たかどうか確認して、複数の場合、お客の中からハンドルキーパー(飲まない運転役)を決めてもらい、ハンドルキーパーにはお酒を出さない。

 この取り組みは、オランダやベルギーなどでは定着していて、ヨーロッパ各地でも広まっているそうです。(財)全日本交通安全協会では写真のようなロゴマークのポスターやチラシを作ってこの運動を推進する

金曜日, 12月 08, 2006

免疫力を高める食事法

 安保先生は「免疫力を高めるには常日頃の暮らしを心がけることが大切。中でも食事は免疫力アップの重要なカギ」とおっしゃって、安保流食事のコツを披露されている。

 すなわち、
玄米、大豆、ごま、小魚、小えびなどの丸ごと食品を食べる。

ヨーグルト、味噌、漬物、納豆などの発酵食品を食べる。
野菜、きのこ類、海草などの食物繊維をたっぷりとる。
すっぱいもの、苦いもの、辛いものなどの いやいや食品をとる。
体温を上げる食事をとる
適量の水分をとる。
年齢に応じて食を選ぶ
神経質にならず、楽しく食べる。

 安保流の食事作りを続けるコツとして
自分の身体の声を聞く 「酢の物が食べたい」「海草が食べたい」など、身体が教えてくれるサインに従う。
無理をせず、こだわらず 「肉は禁止」「玄米のみ」など、食にこだわり過ぎない。
いろいろなものを食べる 「ばっかり食べ」は駄目、作用のあるものは副作用もある。
塩分とその他のミネラルに注目 塩分は交感神経を刺激する代表ミネラルなので、やる気を出したいときは塩分をとる。リラックスしたいときはマグネシュウムやカリウムなど、その他のミネラルをとる。

水曜日, 12月 06, 2006

長生き免疫学

 僕は常々「自然治癒力を信じて病気は気力で直すのだ」と、強がりを言ってはいるが、本当は果たしてこれでいいのかと考えていた。先日、ラジオ放送で医学博士の安保 徹先生の免疫についての話を聞いて、自分が実践している健康法が間違っていなかったのがわかり、自信がついた。

 安保先生は1947年生まれの59歳。国際的にも名高い免疫学者で、免疫学の最前線で活躍されている。現在は新潟大学大学院で教鞭をとっておられるが、多数の著書があって表題の「長生き免疫学」は安保免疫理論の総決算とも言うべき本なので購入した。

 免疫理論によると、長生きを阻むものはストレスと低体温だ。薬の飲みすぎはストレスを引き起こす。これらの薬は自然治癒力を阻害する。健康で長生きを目指すならクスリのリスクを知り長期使用は避けるべきと言っている。そして、自立神経のバランスが取れていると長生きが出来るとも言っている。食事も免疫力を変える効果があるので料理にも気を配る必要がある。

日曜日, 12月 03, 2006

芸能花舞台

 芸能花舞台というテレビ番組がある。様々な日本の古典芸能を放送している。放送時間はBShiで日曜日の朝6時から6時45分までの早朝番組だが、なるべく観るようにしている。

 12月3日は「幻の名手初登場」と題して、日本舞踊の芸に日夜研鑽して齢八十を越えても、その芸に磨きがかかる、女性舞踊家二人の芸と人の紹介があった。花柳福邑(はなやぎ ふくむら)さんは、大正11年生まれの84歳で、舞踊・清元「鳥刺し(とりさし)」を踊られた。藤間勢三(ふじま せいぞう)さんは、大正12年生まれの83歳で舞踊・清元「玉屋(たまや)」を披露された。お二人ともとても80歳以上とは思えない立ち居振る舞いには驚いた。

 お二人へのインタビューで健康の秘訣はと聞かれて、二人は口を揃えて「毎日踊っていることかな」と言っておられた。やはり芸でも仕事でも、何でもこつこつと継続することが健康のためにもなるのかなあと考えさせられた。

 芸能花舞台は教育放送でも再放送があるようだが、やはりハイビジョンで観るときれいである。先週の放送は9月24日に逝去した文楽人形遣いの人間国宝、吉田玉男(よしだ たまお)さんの芸と人を偲ぶ番組だった。これから放送の番組は、12月9日が「操り三番叟」、16日が「江戸下級武士の生活」、23日が「伝統の至芸・宮城能造」となっている。

金曜日, 12月 01, 2006

風邪?

 不覚にも風邪を引いてしまったようだ。最近、体調も良く健康を過信していたようである。いつもなら、異常を感じたら暖かい物を食べて早寝すると、翌朝はケロッとしていたのだが、今回はそうはいかなかった。

 体温を測ると38.6℃で平熱より3℃ほど高い。かといって仕事があるので寝ているわけにもいかず、無理をしてしまった。僕は、自然治癒力を信じているのでよほどのことがないと薬は飲まないことにしている。ここ数日は仕事を早々に片付けて早寝するようにしている。

 どうやら体温も平熱に戻ったが、のどが痛く声もかれている。チッシュペーパーも手放せない。あと暫くの辛抱だと思うのだが、健康ほどありがたい事はないと改めて思う。