かくれ里

水曜日, 12月 31, 2008

大晦日だ

 激動の2008年も今日で終わる。世の中は景気の悪い話題ばかりだが、我が家はどうやら無事に年を越せそうである。一年を振り返ってみて、特に変わった事はなかったが家族みんなが健康で居れたことは良かった。

 商売の方は昨日で大体片付いた。今日は、朝から店と車の掃除に取り掛かり先程終わったところだ。これから正月用の料理に取り掛かろうかと思っている。

 ハイビジョン放送で1月から始まった「日めくり万葉集」は12月で終了した。全て録画して、DVD12枚にダビングした。1日一首、5分間の番組で、全部で240首分のコレクションが出来た。これは、僕にとって大きな財産になった。今までは万葉集などに接する機会がなかったが、一年間視聴していて、万葉の時代の事を垣間見る事が出来た想いである。日本の歴史にますます興味が湧いてくる。

 今年は、色んな人との出会いがあった。新規のお客様としての出会い。インターネットを通じてお付き合いするようになった方。同窓会での数十年ぶりの出会い。良きにつけ悪しきに付け、人脈が増す事は良い事だ。そんな方達もいろんな考えをお持ちである。こんな時に思い出すのか゛「みんなちがって みんないい」と言う、金子みすゞの詩の一節だ。

火曜日, 12月 30, 2008

双方向メディア


 メディアとは、日常的にはマスコミと同様にに扱われることが多い。新聞、テレビ、ラジオなどのように一方的に情報を提供する報道の役割がある。これらのメディアを総称して「マスメディア」と呼んでいる。
 
 これに対して、電話などは双方がダイレクトに話題を共有することが出来る。インターネットを介してのメール交換なども同様だ。このようなメディアが双方向メディアと言える。                   
                                                                            
 最近、テレビやラジオでも、電話回線やインターネットを通じての視聴者参加番組が増えている。マスメディアが双方向性を試みているのであろうが、まだまだ一般的には浸透していないようだ。  
                                                                                                                     
 ニュース番組に双方向性を持たせようと考えているラジオ番組がある。NHKラジオ第一放送で今年4月から始まった「私も一言!夕方ニュース」がそれだ。様々なテーマのニュースを聞いた人たちから、電話、ファックス、メールなどを通して多様な意見が寄せられている。これらをダイレクトに伝えているので、双方向性のある放送になっている。
                                                                       
 震災などで孤立してしまったような場合にでも、携帯電話などで放送局と連絡が取れれば、放送を通じて情報が共有できるような気がする。今後、マスメディアの果たす役割は大きいだろう。

月曜日, 12月 29, 2008

ガソリン価格


 今日、いつものスタンドで給油をしたら、レギュラーガソリン1リットルが99円だった。随分安くなったものである。激しい値下げ競争に拍車がかって、スタンド側は苦労しているようだが、ドライバーにとっては有難いことである。

 8月には、原油価格の高騰により石油元売り各社が卸価格を引き上げたため、レギュラーガソリン1リットル180円近くまで上昇した。半年足らずで80円も下がったことになる。消費者の節約志向が定着して、需要が低迷しているからであろう。

 灯油の価格も下がり続けているようだが、今の価格は、石油元売り各社が需要が落ちていることで在庫を持たないように卸価格を下げたのが影響していて、これ以上の値下げはないだろうと、関係者は言っている。

 今年は何かにつけて変化の多い年だったが、ガソリン価格の乱高下には一喜一憂した一年でもあった。

日曜日, 12月 28, 2008

徳川埋蔵金


 最近、ニュースなどで「埋蔵金」という言葉を良く聞く。これは、財政投融資特別会計の運用益の積立金を指すが、麻生内閣が来年度の予算編成に際し使った。

 埋蔵金といえば、徳川埋蔵金のことを思い出す。幕末の動乱期、江戸城が無血開城になった折、財政難の明治新政権は、幕府御用金をあてにしていたが、城内の金蔵は空だった。新政府軍は幕府が何処かに隠したと判断して御用金探しが始まった。しかし、実際には埋蔵金など存在しなかったと言う説もあるようだ。

 10数年前、TBSのテレビ番組で、コピーライターの糸井重里がチームリーダーとなって、徳川埋蔵金発掘の模様が放送されていた。毎週のテレビ放送で、大型重機を使った土木工事を延々と写した挙句に何も出てこなかった。

 今年の秋、再びTBS系の情報番組で、SMAPの香取慎吾が埋蔵金発掘隊長となり、群馬県で発掘したそうだが、結末のほどは知らない。

木曜日, 12月 25, 2008

地球エコ


 地球環境の保全が叫ばれている中で、NHKは年初から「地球エコ2008」と銘打って、番組を通じ、積極的に環境問題に取り組んでいる。

 12月29日には、試みに教育テレビの放送時間が13時間ほど休止する。NHKの試算では、これにより電力を約1万7000キロワット削減できて、二酸化炭素を約9.4トン抑える効果があるという。NHKはこの日を「地球環境を考える一日」とするそうだ。

 この試みの目的は、日常のさまざまな節電努力を一歩踏み込んで、「毎日の放送をおこなうためには、多くの電力が必要で、二酸化炭素も多量に排出している事」を自覚して、電力削減とCO2の削減への取り組みをさらに広げるためだ。今後も、番組を通じてPRを続けていくと言っている。

火曜日, 12月 23, 2008

トヨタが赤字転落


 あのトヨタ自動車が営業赤字に転落する見通しになったそうだ。ここ数年は、毎年50~60万台の世界販売を伸ばしてきて、昨年の計上利益は2兆円の黒字だったというから驚く。この度の世界不況の大きさがわかる。

 アメリカでもビッグスリーといわれる大手3社が倒産の危機に遭遇していると聞くと、自動車産業のもろさが感じられる様な気がする。電機業界でも、ソニーが2009年3月期には赤字に転落するだろうと言われている。

 トヨタは、2009年3月期の業績が赤字に転落する見通しとなったことを受けて、あらゆる事業を見直してコストの削減を徹底するだろうが、今までが右肩上がりの順風満帆の中で、緊張感が薄れていたことも指摘されている。今後は「大企業病」から脱することが出来るかどうかが大きな課題になっている。

 100年に一度と言われている今回の世界不況は、いつごろ立ち直れるのか。いずれにしても、来年の景気が良くなる兆しはない。我慢の年になりそうだ。

日曜日, 12月 21, 2008

冬至


 1年でもっとも日照時間の短い日が冬至で、今年は今日がその日に当たる。この日は太陽の力が一番弱まった日であり、冬至を境に再び力が甦ってくるといわれている。つまり、この日から運が上昇に転じるというのだ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                          
 冬至にかぼちゃを食べて柚子湯にはいる習慣があるが、どんないわれがあるのか調べてみた。かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風予防に効果がある。かぼちゃ(なんきん)は「ん」がつく食品なので運盛りといって縁起をかついだのだともいう。柚子湯に入るのは体を温めて風邪を予防したり、クエン酸やビタミンCによる美肌効果やリラックス効果がある。 

 我が家でも、今日は定休日だったので、朝からかぼちゃを炊いた。そして、今夜は湯ぶねに柚子を浮かべてやろうと思い、午後、正月用品の買出しに行った折に、大粒の柚子を数個を買ってきた。

月曜日, 12月 15, 2008

「変」


 世界経済の大変動。急激な円高。大企業の人員削減。物価上昇による生活の変化など、今年一年の間に世の中が大きく変わった。                                                       
 
 12日、1年の世相を反映した今年の漢字に「変」が選ばれた。「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が1995年から実施している。全国から公募をして、毎年12月12日の「漢字の日」に発表している。今年は11万通以上の応募があり、「変」が1位になった。清水寺では、森清範貫主が、縦1.5メートル,横1.3メートルの大きな和紙に「変」と力強く揮毫した。

 今年はガソリン価格が1リットル180円まで上昇した。それが、昨日給油したら105円だった。僅か数ヶ月で75円も下がったことになる。原油の先物市場はそれ以上、ピーク時の3分の1以下になっている。銅や鉄などのスクラップ価格も無茶苦茶下がった。ガソリンが安くなるのはうれしいが、スクラップ価格の下落は悲しい?。

 世の中は大きく動いているが、我が家はいつもと変わらない生活が出来ている。仕事もプライベートも楽しくやっている。今年もあと僅かで終わる。この一年間、怪我も病気もしなくて無事に過ごすことが出来た。感謝、感謝の一年である。

水曜日, 12月 10, 2008

晩秋から初冬へ




 フィルドの公園の全ての銀杏の木が黄色く色づいて、一段と秋が深まった感がする。まもなく、ふかふかの絨毯で一面が覆われる頃、彼等は身軽くなって、来年の春の芽吹きを待つのだろう。

 今年もあと3週間ほどで終わる。公私共に色々あったが、ここまで無事に過ごす事が出来たのは喜ばしい。残りの日々も健康に留意して、充実した一年で締め括りたいと思う。

 この冬は、新型のインフルエンザが、世界的に大流行する恐れがあると言われているが、そんな時に備えて頑強な体を作っておかねばなるまい。しかし、それよりも大流行しない事を願う。

日曜日, 12月 07, 2008

大和川遡行


 快晴の日の朝9時、JR浅香駅には11名が集った。2ヶ月前にはこの場所で解散したのだが、今日はここから大和川沿いに河口まで歩くのだ。今年の3月に飛鳥を出発点とした大和川遡行は今回で打ち上げとなる。

 支流の飛鳥川から大和川本流に入り下流に向けて歩いた。今までに4回で50km以上歩いているだろう。今日は8kmほど歩くと河口だ。雲ひとつない真っ青な空に浮かぶ飛行船。数百羽のユリカモメたちが飛翔する姿などを写真に撮りながら、川沿いをのんびりと歩く。3時間ほど歩いて昼ごろには河口にある商業施設の堺浜シーサイドステージに到着した。

 ここには映画館やボウリング場などの娯楽施設。レストランや和洋食堂などの食事処。スーパー銭湯などがある。別の一角には、ホームセンターや家電量販店も出来ている。

 このシリーズも、今日が最終回とあって、昼食はここの食堂で済まし、天然温泉のスーパー銭湯に入ってくつろいだ。大和川に詳しいO君のアドバイスもあって実現出来た企画だったが、今年中に完結できて本当によかった。来年もまた、何か新しい企画を立てようと考えている。