かくれ里

土曜日, 12月 31, 2011

おせち


平成23年は終わった。一年を振り返ってみて国の内外ではいろいろな出来事があった。その中でも、3月に発生した東北地方の大震災と原発事故は今後もずっと尾を引くであろう。

天災とはいえ、被害にあわれた人たちは本当に気の毒なことである。それに比べて我が家は、この一年間何事もなく無事に過ごせたのは喜ばねばなるまい。

商売の方はあまり芳しくなく、その分自分の時間が多少増えたようだ。時間ができればやりたいことは沢山あるが、料理もその一つだ。ここ数年料理をライフワークとしてやって来たが、手前みそだが少しは上達したのかな?

ここ数年、大晦日には正月用のおせち料理を造っている。1セット数万円もするデパートなどで売っているものとは程遠いが、それなりに仕上がった。

煮しめものが多いが、毎年、昼ごろより「だしとり」から始めて、牛蒡、蓮根、筍、小芋、人参、蒟蒻などの下ゆでが一通り終わってから炊き始める。材料に応じて調味料を加減するのだが、今年は全般的に満足のいく仕上がりだった。

煮しめのほかにも、酢の物、和え物、田づくりなど、全部で14品目ほど出来た。黒豆と棒ダラは出来合いのものを買った。毎年炊いている金時豆も今年はやめた。

昨年は、午後8時ごろまでかかったが、今年は6時ごろに終わったので、7時過ぎから始まる紅白歌合戦を最後まで見ることが出来た。

木曜日, 12月 29, 2011

「AKB48」


昨年の暮れには「嵐」の話題をアップしたと思う。CDなどの年間売り上げのランキングで一位から十位までを「嵐」と「AKB48」の男女2グループが独占したと書いた。

今年は、音楽プロデューサーの秋元康がプデュースするアイドルグループ「AKB48」が音楽界に大旋風を巻き起こしている。

世界的にも話題になっているようで、アメリカの日刊新聞「ウオール・ストリート・ジャーナル」の1面では、「AKB48」が、日本経済の景気刺激策になっていると報じられた。メンバーの数の多さでは「ギネスブック」にも載ったそうだ。

 正直なところ、僕はこのグループの歌は殆ど知らない。今年も紅白歌合戦には大挙して出演するらしい。当店の仕事納めは30日なので、大晦日はゆっくり出来るだろう。今年は紅白を存分に観ることが出来るかな。

月曜日, 12月 26, 2011

骨の曲がり角研究会


 骨のケアーに取り組んでもらうための啓発運動を行う目的で、今年3月に表題のような研究会ができたそうだ。

 骨密度の低下による骨粗しょう症は、骨折を起こしやすく、寝たきりになる原因の一つとされている。研究会では「適度な運動」「カルシュームの摂取」「ビタミンD」の摂取を提言している。

 日本人成人のカルシュームの所要量は600mg以上だそうだ。カルシュームを多く含む食品には、乳製品、豆製品、海藻類などがある。ビタミンDは魚類に多く含まれている。

 食品からカルシュームやビタミンを摂取するのは良いが、サプリメント等で大量に摂取するのはよくないらしい。

土曜日, 12月 24, 2011

年賀状


年始には、毎年たくさんの賀状をいただく。文面も宛名も自筆で書かれているものもあるが、ほとんどは印刷されたものである。

一昔前は、印刷業者に頼んで活版印刷されたものが多かったが、最近はパソコンの普及に伴い、カラープリンターで印刷したカラフルなものが多くなった。

僕も、10数年前から自作している。アプリケーションソフトは一貫して「筆まめ」を使っているが、最新のバージョンはかなり使いやすくなっている。このソフトを使っているユーザー数が多いためか、格安のアプリケーションソフトである。

このように個人が簡単に年賀状を作れるようになると、被害を蒙ったのが家内工業的な経営をしていた印刷業者である。最近ではほとんど見かけなくなった。近年はどの商売も時代について行くのが難しくなった。我々の業界も例外ではない。

火曜日, 12月 20, 2011

みちしる


 NHKは過去に放送した各番組の映像を蓄積している。社会への還元事業の一環として、これらの映像をウェブサイトの「みちしる」において無償で提供している。

 「みちしる」の語源は「道しるべ」の意味が含まれており、地図を見ながら映像も見られる機能から「道を知る」「未知を知る」の意味も込められているそうだ。

 運用は今年727日から開始されたが、映像は各番組とも3分前後に編集されている。運用開始時は410本の映像が提供されていたが、増加を続けている。大阪関連の映像をピックアップしてみました。


阪堺電車  ・  南宗寺  ・  岸和田だんじり  ・    諏訪ノ森駅  ・ 堺市 ・   通天閣 ・ 安居神社

日曜日, 12月 18, 2011

口は健康の源


一年がかりの歯の治療が終わった。正月登山での事故がきっかけで治療を始めたわけだが、紹介された歯科医院が良心的でよかった。20数年前にもかなりの費用をかけて治療したが、今回はそれ以上に念を入れてやって貰った。治療費も心つもりしていたより安かった。

噛み合わせは良好で何を食べてもおいしく感じる。リンゴの丸かじりもOKだ。「口は健康の源」と言われるが、口の中でも歯が正常でなければ、からだ全体の機能に影響を及ぼす。

日本は長寿国になり、人生80年の時代になった。歳をとっても噛むことに関わる筋肉は他の筋肉ほど衰えないそうだ。これは、食べる、噛む、しゃべる、笑うなどで、口の周りがトレーニングされるからだと言う。ところが、80歳を過ぎて自分の歯が20本以上ある人は少ない。

自分の歯を失ったら入れ歯などで補わないことには、筋肉は急激に弱くなる。自分に合った入れ歯を使いこなすことが大切である。よく噛んで食べることは、栄養の摂取と同時に様々な感覚を脳に送り刺激する。ボケ防止にもつながって健康を保つ事ができるのだ。

土曜日, 12月 17, 2011

核開発


政府は、福島第一原発事故収束の工程表の「ステップ2」を達成したと宣言した。原子炉の底の温度が100度以下になって放射性物質が抑制される「冷温停止状態」になったからだとしている。

しかし、これで事故が収束したわけではなく様々な問題が残っている。当面の課題は、避難した住民の帰還と保障問題である。それに加えて大規模な除染問題もある。

最終的には「廃炉」であるが、原子炉の中には溶け落ちた燃料が溜まっている。まずこれを取り除かねばならないが、人が近寄ることができないので、新しいロボットを開発しなくてはならない。最終的に原子炉を廃炉にするまでには最長で40年はかかるようだ。

日本は、世界で唯一の被ばく国である。今回の原子炉廃炉についても、世界で前例のない作業である。核の開発を始めたのはわが国ではないが、核の被害を一番蒙ったのはわが国である。今後、原子力発電を含む核開発は中止するべきではないだろうか。

水曜日, 12月 14, 2011

生活保護法


生活保護受給者が約206万人になったと報道されている。政府などは抑制が必要と言っているが、それだけ経済状況が悪化しているのだろう。

生活保護法では、憲法第25条の理念に基づき、生活に困窮するすべての国民に対し最低限度の生活を保障すると明記されているようだ。しかし、生活が苦しいからと言ってもすぐに受給できるわけではない。

少しでも資産(財産)があったら受給できないはずだが、僕が知っている受給者たちは結構リッチな生活をしている。一方、保護が必要な家庭でも、受給していないケースを時々見かける。

生活保護法の中身はよく知らないが、法律に不備があるために不公平が生じているのではないのか。政府はこの法律をもっと吟味する必要があるのではないのだろうか。

日曜日, 12月 11, 2011

皆既月食


昨夜は、冬の夜の天体ショウーを堪能した。今回の皆既月食は、開始から終了まで日本全土のほとんどで観察できるとの前触れがあって、全国的に盛り上がっていた。

部分食が始まったのは21時45分、左上から徐々にかけていき、23時過ぎから皆既食が始まった。皆既食の状態は1時間ほど続いた。

大阪の空も皆既食が始まるころには雲が切れて観察することができたが、僕は、パソコンでインターネットのライブ中継を観ていた。添付したのは、23時32分頃の皆既食が最大のパソコンの画像である。

ライブで観賞したのは、「そらまど」というウェザーニュースを提供しているサイトである。このサイトでは、24時間生放送の動画を配信している。会員になると月額315円の会費がいるが、「そらまど」メンバーは無料で登録できる。下記のサイトで仮登録すると即日観ることができます。
 
   http://weathernews.jp/soramado/html/

金曜日, 12月 09, 2011

大阪都構想


橋下 徹 新市長と、大阪維新の会が実現を目指している「大阪都構想」に関連し、国政においても自民党を中心に「大都市問題に関するプロジェクトチーム」を新設し、二重行政などの問題に向けた提言を取りまとめる模様だ。

この構想は、大阪府、大阪市を廃止し、新たに大阪都を設置する。政令指定都市の大阪市・堺市と大阪市周辺の市を廃止し、旧市の行政機能や財源を大阪都に移譲・統合し、大阪府と大阪市の二重行政の解消を目的としている。

大阪維新の会が発表した行政構想では、現在の大阪市24区を合併し8都区に、堺市は3都区に再編。周辺の9市も都区とし、大阪都20区を新設する。区長は選挙で選び、同じく選挙で選ばれる議員による区議会を設置する。

 大阪都が実現するまでには、今後も紆余曲折があるだろうが、時代はどんどん進んでいるので、この構想も具体化するのではないかと思っている。

月曜日, 12月 05, 2011

紅葉狩り


ハイキング等でご一緒のいつものメンバーの皆さん方は、ご家族で、或いはお一人で、紅葉を訪ねて近郊の行楽地に出かけられ、支部の掲示板には、紅葉の便りをアップしてくれている。

僕も、11月初めに訪れた「芦生」が期待外れだったので、近郊の紅葉の名所へ出かけたい気持ちはあったが、11月の休日はすべて私用で塞がってしまい、何処へも行けなかった。

年末の商売は、前回の記事のような次第であるが、やはり師走ともなれば、「行楽」というわけには行かないだろう。紅葉狩りは来シーズンに繰り延べとしよう。

  そんなわけで、今年は、ネットサーフィンで紅葉の名所を訪ねることにした。

土曜日, 12月 03, 2011

年末商戦


今年も残り一か月になった。だが今年の年末商戦は例年より閑散としている。売上げはかなりのダウンである。業界全体が冷え切っているようだ。

テレビ放送がデジタル移行してからは、テレビ受信機だけではなく、ほとんどの商品が売れていない。危機感は募るばかりだが手の打ちようがない。

そんな商況の中でも、努力されているお店もある。前向きに取り組んでおられる店は、それなりの成果は出されているようだ。

しかし、来年もよくなる兆しはない。固定経費の大きな店は大変だろう。それでも我々の業界はまだ恵まれている方である。物品販売以外の仕事もある。お互いに頑張りましょう。