かくれ里

木曜日, 1月 31, 2013

アルジェリアのテロ事件


アルジェリアの天然ガス施設で起きた襲撃テロは日本人を含む多数の人質が犠牲になった。この事件で知った日揮と言う会社は、世界を舞台に石油精製、石油化学プラント、天然ガス処理プラントなどの設計から建設まで様々な分野で実績を重ねてきている。
 
社員は2000人程のエンジニア集団で、多くの人が危険を伴いながら海外で活躍している。今度のような事件を想定しての対策はとっていたであろう。
 
今回のテロリストたちは周到な計画の上での犯行の様だ。目的は宗教的な問題だったのか、それとも身代金目的だったのか。いずれにしても優秀な日本人技術者が多数殺害されたのは非常に残念なことだ。
 
 しかし、ビジネスにはリスクが付き物だ。日本企業の一部にはリスクは回避すべきとする後ろ向きな企業もあるが、途上国、新興国に日本企業が出て行かなければ、他の国の企業に先を越されてしまう。

水曜日, 1月 30, 2013

船井電機


船井電機が、オランダのフィリップスの関連会社を180億円で取得するそうだ。船井電機と言えば大手家電メーカーの下請け会社だと思っていた。一方フィリップスは世界でトップクラスの家電大手である。
 
船井電機は1661年に設立された会社で、電気機械器具の製造販売を主たる事業として営んでいる。本社は大阪大東市にあって、子会社は31社ある。従業員は全体で約4000人。ここ最近の時価総額は352億円ぐらいだ。
 
船井は、海外では知名度があるようだ。連結売上の約7割を北米市場で稼いでいる。フィリップスから事業を引き継ぐことによって、手薄だった欧州などの販路の拡大が期待されている。
 
国内の家電大手各社が苦しんでいる中で、下請け会社だった船井の活躍は注目に値する。船井もここ数年は赤字に転落しているがその額は小さい。企業があまりに巨大化すると小回りがきかなくなるのだろうか。

火曜日, 1月 29, 2013

しょうゆ麹


昨年の料理界は塩麹が大ブレークした。塩麹を筆頭に様々な発酵食品があり、よく食べられている。味噌や醤油と同様に塩麹は僕も使っているが重宝している。
 
塩麹に続いて注目を浴びているのがしょうゆ麹だ。しょうゆ麹は醤油と米の旨み成分である麹を合わせたもので、旨み、塩味、甘味、香り、栄養がバランスよく整った食品である。
 
各地の醸造元が、自慢のしょうゆ麹を製造販売しているが、食べ比べていないので偉そうなことは言えない。僕は、近くのスーパーで買ったものを使っている。
 
 エリンギの醤油炒めで使ってみたら、これまでより上品な味に仕上がった。今度はこんにゃくを炒める時に使ってみようと思っている。他にも色んな料理に使えそうだ

月曜日, 1月 28, 2013

初登山


好天に恵まれた一日、今年最初の山行きは岩湧山へ7人で登った。いわわきの道から登り始め、岩湧頂上には正午前に着いた。積雪はわずかで歩きやすい道だったが結構きつかった。
 
前夜は睡眠も十分にとって体調はそんなに悪くなかったのだが、体力の衰えを実感する。昨日のメンバーは殆ど同年代だが、皆さん僕より持久力があるようだ。
 
山上の広場では我々を含め20名ほどが食事中に、小雪がちらついてきたがさほど寒くは感じなかった。食後は恒例のコーヒータイム。紅一点のUさん差し入れの羊羹やフルーツを頂く。
 
 帰りは急坂の道を下ることにした。名前の通りこの道はかなり急勾配で、しかも凍っていたのでアイゼンを着用した。それなのに途中で転倒して頬に擦り傷を負う。怪我は大したことがなかったが、皆さんには迷惑をかけてしまった。

土曜日, 1月 26, 2013

時価総額


アップルの時価総額が、たった一日の株価の急落で5兆4千億円減ったそうだ。と言われてもピンと来ないのだが、時価総額って一体何だろうかと思って調べてみた。
 
すし屋で時価の札を見たことがある。同じマグロでもその時々によって値段が違うと言うことだ。株式市場でも上場している企業の価値は毎日変わる。ある時点の株価で評価した場合、その企業の価値がどれくらいの金額になっているかを表すのが時価総額だ。
 
時価総額は発行済み株式数と株価を掛けて計算する。この数字で企業の価値が判断できる。ちなみに、日本企業上位の時価総額は、トヨタが12兆1千億円、三菱UFJファイナンシャルグループが5兆3千億円、NTTドコモが5兆1千億円だそうだ。
 
アップルの時価総額がいくらあったのかは知らないが、一日でNTTドコモ一社分の時価総額が失われたと言うのだからものすごいことだ。アップルは主力商品のスマートフォンの販売数の伸び率が減速し、成長が鈍化する懸念が浮上してのことのようだ。

金曜日, 1月 25, 2013

岩湧山


岩湧山は金剛山と並んで大阪を代表する山だ。標高は900mほどだが、山上には茅が植えられている。金剛山ほどではないが、四季を通じて登山者が多い。若いころ僕も良く登った。だが冬の岩湧山は登ったことがない。
 
次の日曜日(1月27日)に、いつものメンバーと行くことになった。コースは最短距離で登れる岩湧寺からの登山道にした。この道は分かりやすいが、この季節は積雪があって滑りやすいとの事でアイゼンは必要だ。
 
今回もIさんがワンボックスカーを出してくれることになった。この車の定員は8人だが、今日現在7人の参加希望者がある。天気予報では、当日の天気はまずまずのようなのでよかった。
 
 今年の1月4日は自宅で正月をしたので、今回が初登山だ。メンバーの平均年齢は還暦を遥かに超えているので、若い時のペースで歩くことは無理だ。時間的に十分余裕をもった計画が大事だ。ガイドブックに書いてある時間の倍ぐらいのつもりで行動しようと思っている。

木曜日, 1月 24, 2013

SMS


携帯電話は相当前から使っているが、携帯からのメール送信は全然やっていなかった。理由は色々あるが食わず嫌いがすべてだろう。しかし、皆さん上手に使いこなしておられるが、いちいちメールアドレスを登録して利用しているのだと思っていた。
 
ところが、最近、電話番号でメールの送信が出来るのを知った。SMSがそれだ。これなら簡単だ。それでも携帯からの文字入力はおっくうだ。タブレットならフルキーボードが使えるので、携帯の電話帳をタブレットにコピーした。
 
それで初めて分かったのだが、電話番号で使えるのは短い文字だけ(通常半角160文字まで)のメッセージのやり取りだけで、添付などは出来ない。料金は受信は無料だが、送信は1通に付、数円かかる。
 
 SMSは何かと制約も多いので、やはり相手のメールアドレスを登録してEメールで送る方がよさそうだ。タブレットをパソコンと同じように使えれば非常に便利になる。それでもモバイルはまだビギナーの域をでていない。そのうちに使いこなせるようになるだろう。

水曜日, 1月 23, 2013

大阪市立桜宮高等学校


大阪市立桜宮高校の生徒の自殺問題が毎日のように報道されている。このブログでは、昨年8月に、Tさんと淀川のワンド群を見に行った帰りに都島市内から市バスに乗った話題を書いたが、その折に、桜宮高校の前を歩いて通った。そんなことからもこの問題には関心があった。
 
桜宮高校は普通科のほかに体育科があって、30年の伝統がある。卒業生の中からも多くの体育指導者が教育現場で活躍している。全国インターハイにも出場する強豪である。
 
今度の事件で大阪市の橋下市長は体育科の入学試験の廃止を命じた。関係者の間では様々な意見があったが、結果は体育科を普通科に変えて入試を実施するようになったようだ。
 
しかし、大阪市のトップダウンによる結論には様々な問題がある。生徒が自殺したという事実は確かに大問題だが、その背景をよく調べた上での対応が必要ではなかったのか・・・・・

火曜日, 1月 22, 2013

朝マック


日本マクドナルドが1月18日から始めた「朝マック」が好評の様だ。開店から10時半までの時間は、通常価格より割安で提供している。フードとドリンクのセットで200円から300円。僕はマクドナルドへ行ったことがないので通常の値段は知らないが、かなりお得なようだ。
 
さらに21日からはフリーマンデーキャンペーとして、6時から9時の時間帯に、週ごとに変わる朝マックメニューを無料で提供するキャンペーンも実施。1週間のスタートにふさわしい素敵な朝を提供するとしている。
 
マクドナルドがこのような施策を始めた狙いは一体何処にあるのか?色んな憶測がされている。日本マクドナルドの原田CEOは、家庭で朝食を食べている層を取り込み新しい市場を作りたいと言っている。
 
 今回のキャンペーンは、積極的なメディア投資を行い、継続的に情報を発信していくようである。牛丼チェーンなども朝食メニューの強化をしており、朝食の選択肢は今後ますます広がりそうだ。

月曜日, 1月 21, 2013

テルモス


僕は、ステンレス製の魔法瓶のことをテルモスと呼んでいる。ハイキングの時に持って行くのに0.5L入りの物を2本もっている。ところが、これをサーモスと呼ぶこともあると最近知った。
 
ステンレス製の魔法瓶は「THERMOS」社製の物が有名だ。社名を英語読みするとサーモス。それではテルモスはというとドイツ語読みだということが分かった。納得。
 
1904年に、ガラス製の魔法瓶を世に出したのがドイツの「テルモス」社。その後はアメリカ、イギリスなどでは「サーモス」社である。日本では「サーモス㈱」がすべての「THERMOS」社を傘下に収めている。
 
 この魔法瓶が日本で最初に紹介された名前が「テルモス」だったらしい。昭和30年代の登山ブームの時にテルモスは登山者の憧れの道具だった。一昨日新しいテルモス(サーモス)をInternetで発注したら今日届いた。

日曜日, 1月 20, 2013

綾の照葉樹林


かって,照葉樹林はわが国を代表する植生であったが、明治維新以降、伐採や開発によって消滅したり寸断されたりしている。そんな中で、宮崎県綾町の照葉樹林は国内で唯一まとまって残っている。
 
照葉樹林とは冬でも葉を落とさない常緑広葉樹の森林で、樹種は、シイ、カシ、タブノキ、クスノキ、サカキ、ヤブツバキ、ユズリハなどで、葉に厚みがあり、日光に反射して光ることから「照葉」の名前がついている。
 
綾町では、2005年に、官民が協力して、自然林の保護と人工林を復元するプロジェクトを発足させた。また、自然生態系を生かし育てる町にしようとしている。そのような考えから照葉樹林を「町の木」として指定している。
 
観光にも力を入れていて、照葉樹の森を全国の人々に見てもらうための観光のモニュメントとして、照葉大吊り橋が架橋された。吊り橋を渡ってから、山の斜面に沿った自然歩道が約2kmにわたって整備されている。もう大分前だが、僕も綾へ行ったことがある。

土曜日, 1月 19, 2013

アベノミクス


アベノミクスとは、自民党の安倍総裁が、金融緩和と積極財政を掲げる政策で、安倍とエコノミクスを合わせた造語である。
 
安倍氏は3本の矢に例えて、①大胆な金融政索、②機動的な財政政策、③民間投資による成長戦略、を基本方針に打ち出している。そして、日本経済を成長軌道に乗せるためにお金を大量に刷ることで民間需要の増加に努めるべきだとしている。
 
民主党はじめ野党各党はこの政策に対決姿勢を示している。一部マスコミの批判報道もあるが経済界は概ね歓迎しているようだ。最近の株高、円安傾向はアベノミクスが効果を見せ始めているのではなかろうか。
 
デフレから脱却して景気が良くなるのは良いことだが、インフレになってすべての物価が上昇するのは困る。マクロ経済のことはよく知らないが、日本経済が良くなるのであればアベノミクスは信奉しても良いのではないだろうか

金曜日, 1月 18, 2013

ボーイング「787」


米、ボーイング社の新鋭中型機「787」のトラブルが相次いでいる。この飛行機は現在世界で50機ほど運行しているが、その半数を全日空と日本航空が保有している。
 
ボーイング社は一連のトラブル発生について謝罪する声明を出したが、安全性は確信していると従来からの主張も繰り返している。
 
米連邦航空局は、当面の運行を見合わせる様、航空各社に指示した。具体的な期限が明示されていないので運休が長期化するのではないかと懸念される。
 
 ところで、この飛行機一機の値段は百数十億円するそうだ。年間の維持費も相当な額だろう。世界には大金持ちがいて、自家用に「787」を発注している人があるそうだ。当然内装も特注になるので200億円近くになるのではないかと言われている。

木曜日, 1月 17, 2013

新島八重


NHKの大河ドラマは毎回観ている。今年は幕末の会津が舞台の「八重の桜」。主人公の八重は、会津藩士山本権八の娘で男勝りの女性だ。維新後の明治9年に新島襄と結婚した。
 
新島襄は、同志社を創立した人として名前は知っていたが、八重のことは今回初めて知った。男勝りの性格の八重だったが、進歩的な襄とは似合いの夫婦で非常に仲が良かったそうだ。
 
当時から男女平等を地で行く八重の姿には、世間からは悪妻と評されていたが、何事にも動じなかったので周囲とは常に軋轢があった。明治23年に新島襄は病気で急逝した。
 
二人の間には子供がおらず、養子を迎えたがあまりなじまなかったらしい。その後、日清戦争と日露戦争で、篤志看護婦となった功績により、昭和天皇から銀杯を賜っている。昭和7年に86歳で没し、葬儀は「同志社社葬」として盛大に執り行われた。

水曜日, 1月 16, 2013

歌会始


「歌会始の儀」が16日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「立」。17800首の一般応募の中から10首が選ばれ、天皇、皇后や皇族方の歌と一緒に披露された。
 
今年選ばれたのは、12歳から89歳までの10人。最年少の12歳は戦後二人目で、東京都渋谷区の中学一年生の、太田かずき君が選ばれた。本人も家族も驚いていたそうだ。
 
入選歌は、夏休みの宿題で作ったものだが、普段は殆ど詠んだことがなく、才能があるとは思っていないですと謙遜している。家族も、宝くじに当たったみたいと言っているそうだ。
 
孫の浩登は13歳で中学一年生だが、浩登にはこのような才能は皆無だと思う。それにしても太田かずき君はものすごい経験をしたことになる。これから何かとプレッシャーのかかることも多いだろうが、素直に成長してほしい。老婆心ながら願う。

火曜日, 1月 15, 2013

スーパー銭湯


13日の日曜日に、同業関係の友人たち6人で堺浜の楽天温泉「祥福の湯」へ行ってきた。毎年、新年会を兼ねての行事として行っている。
 
楽天温泉は大阪各地に展開しているスーパー銭湯だ。ここ堺浜の祥福の湯も大規模な入浴施設だ。駐車場が完備しているのでマイカーで来てもいいし、ターミナルまでの送迎バスもある。この日は満員で、脱衣箱が空くのを待たされた。

 スーパー銭湯は各地に出来ているが、従来型の銭湯に比べて規模が大きい。通常の風呂のほか、サウナや露天風呂等がある。食事スペースや有料だがマッサージも受けることが出来る。
 
似たような施設に健康ランドがあるが、スーパー銭湯は健康ランドに比べて比較的入場料が安い。町の銭湯の料金とあまり変わらないので、従来型の銭湯はどんどん廃業しているようだ。今後もこの傾向は続くだろう。

月曜日, 1月 14, 2013

エリンギ



 スーパーに食材を買い出しに行くと椎茸をはじめ色んな種類のキノコ類が比較的安価で売っている。殆どが栽培品だろう。ブナシメジはよく買うが、最近はエリンギも良く買う。
 
エリンギは、日本では自生していない。1990年代ごろから人工栽培が行われ、栽培技術の普及にともなって各地で商業栽培が行われるようになった。
 
エリンギの食感はマツタケに似ているが香りはない。又、加熱したアワビによく似るとされている。料理レシピもいろいろ提案されているようだ。
 
我が家では、一口大に切ってフライパンでカラ煎りし、醤油を絡めて食べる。シンプルだが美味しい。今度は他のレシピも試してみようと思っている。

土曜日, 1月 12, 2013

ソフトバンクの思惑

 国内携帯電話3位のソフトバンクは、昨年暮れ、国内4位のイー・アクセスのすべての株式を2200億円で取得して完全子会社化した。
 
しかし、ソフトバンクはその株の67%をサムスン電子等、外国の11社に10数億円で売却するらしい。携帯電話に使われる電波の周波数が、一つのグループに集中するという批判をかわす狙いがあるようだ。
 
それにしても、2200億円で買ったものの67%の株をわずか10数億円で売却するということは、1400億円以上の損失が発生する勘定になる。
 
 ソフトバンクは、元々2200億円の価値のないものを高値で買ったのか、2200億円の価値がある物を、安値で売って販売先に利益供与したのだろうか。一体どっちなんだろう

金曜日, 1月 11, 2013

奥村彪生さんのこと


僕はテレビの料理番組はよく観る。講師は様々だが、やはりプロの料理人の一寸したヒントが参考になる。そんな中で、伝承料理研究家の奥村彪生(おくむらあやお)さんは気になる料理家の一人だ。
 
伝承料理と言うのは、縄文時代から今日に至るまで日本人が何をどう食べて来たか、それを次世代へどう伝承していくかを研究する学問だ。奥村氏はテレビで見る限り、ダジャレをいれたり独特のキメポーズをする面白いキャラクターでもある。だが、料理の話はすべて参考になる。
 
昭和12年生まれで、近畿大学の理工学部を中退して土井勝料理学校に入学。25年間土井勝氏に師事し、この学校の教務主任を務める。その後、美作大学大学院で伝承料理博士号を取得した。彼は日本で唯一の伝承料理研究家である。
 
 これまでに、NHKや民間放送局の料理番組に沢山出演されているが、ほんわかした雰囲気で女性層に人気があるようだ。著書も数多くある。平成12年には、和歌山県民文化賞を受賞している。

木曜日, 1月 10, 2013

ドーナツ盤


最近は殆ど見かけることがなくなったレコード盤だが、昭和24年1月10日にドーナツ盤(EP盤)が日本で初公開された。それまでのレコード盤は78回転/分のSP盤で直径が25cm~30cmの樹脂製で落としたら割れる物だった。
 
EP盤は直径17cmで真ん中に38㎜の穴が開いている。ドーナツの穴を連想することからドーナツ盤と呼ばれていた。録音時間は片面約5分で、両面に1曲ずつ収録して発売していた。
 
続いてLP盤も発売された。こちらは33回転/分で直径30cmの盤に何曲も納めるアルバムやクラッシック音楽の収録に便利だった。当時ドーナツ盤は300円ぐらいで販売していたので時々買った。
 
 LP盤も十数枚のセット物をよく買っていたので、現在もかなりの数のレコード盤を持っている。プレーヤーもあるがかけたことがない。しかし、アナログレコードにはデジタルにない魅力があると言うから、いずれ機会をつくろうと思っている。それまで捨てないでおこう。

水曜日, 1月 09, 2013

シェール革命


昨年このブログで、非在来型天然ガスの話題を書いた。すなわちシェールガスのことだが、この時点ではまだコストが問題になっていた。その後、技術革新により、低価格で採掘できるようになった。
 
シェールガスが世界のエネルギーの秩序を大きく変えようとしている。日本では脱原発などで揺れているが、米国では100年に一回あるかないかの革命が進行中だ。
 
これまで、化石燃料の枯渇のことがあって原子力発電を推進してきたいきさつがあったが、シェールガスによってこの状況を一変させるのではないかと言われている
 
 米国は、2020年頃までには、世界最大の産油国になり、2030年頃には原油を中東などから輸入する必要がなくなって、反対に輸出できるようになると言うのだ。しかし、日本への恩恵はほとんどない。