かくれ里

火曜日, 8月 30, 2016

ラジオ歌謡


今朝3時過ぎに目が覚めて枕もとのポケットラジオのスイッチを入れた。この時間帯はNHKのラジオ深夜便で懐かししい音楽が流れている。今朝はラジオ歌謡の特集だった。

NHKラジオ歌謡は昭和21年から16年間放送されていた歌番組だが、800曲近い曲が放送された。現在でも抒情歌として親しまれている作品も多く、僕も時々口ずさむことがある。

有名なところでは「さくら貝の歌」「白い花が咲く頃」「雪の降るまちを」等などある。珍しい所では当時16歳だった美空ひばりの「あまんじゃくの歌」がある。

YouTubeにアツプされていたものをコピーする。




月曜日, 8月 29, 2016

日韓通貨スワップ


緊急時にドルなどを融通しあう日韓通貨交換協定に関し、昨年2月に終了したものに代わる協定について議論を始めるための会議が、27日、日本と韓国の財務関係閣僚らによってソウルで開かれた。韓国は頼みとしていた中国経済の失速が鮮明になり、外貨を中心に資本が韓国内から海外へ流出する危険がかなり高まっている。

通貨スワップは、両国政府・中央銀行が緊急時に資金を融通しあうもので、日韓スワップ協定は韓国のウオンの安定化を目的に2001年から始まったが、韓国世論が協定の延長は必要なしとなって、2015年2月に両政府は延長せず終了した。

日韓通貨スワップの再開に関して日本側は、「向こうから話が出れば検討する」とあらかじめ表明していたが、韓国側から議論を始めることを持ち掛けてきたのには、国内の反日感情に構っておれない状況ということだろう。

麻生財務大臣は会議終了後、「いざという時のために外貨は用意しておくべきではないか。韓国が必要だと判断したのだと思う」と述べて日韓の経済協力は有益であると記者団の取材に応じた。


日曜日, 8月 28, 2016

AR(拡張現実)


リオ五輪の閉会式で、小池東京都知事に大会旗が引き渡された後、およそ10分間日本を紹介するショウが映し出された。今まであまり目にしたことのない映像に見とれていたのだが、現実の世界を補う「何か」を追加することで目の前にある現実以上の提示する技術が駆使されていたようだ。

この技術のことを「AR」というそうだ。現実環境にコンピューターを用いて情報を付加提示する技術で、日本語訳としては「拡張現実」という言葉が用いられている。

ARという言葉は最近までは一部の研究者や技術者しか知られていなかったが、カーナビなどにARの機能が搭載されたり、携帯型ゲーム機にもARを体験できるものが出来て、一般への認知が広まりつつある。

今後ARの技術がどのような形で進んでいくのか知らないが、4年後の東京五輪のころはこれ以上のものが現れているのではなかろうか。想像がつかない。

土曜日, 8月 27, 2016

シーグライダー



北朝鮮が潜水艦からのミサイル発射に成功したようだ。水中からの発射は追撃が難しいそうだ。そこで今話題になっているのがシーグライダーだ。その外観はロケットに似ているが水中をゆっくり移動する。電力消費量が非常に少ないため何か月も海中にとどまることが出来る。

元々シーグライダーは、地球温暖化による氷河の変化を観察するために、ワシントン大学応用物理研究室が開発した海中ロボットだ。シーグライダーのおかげで以前には不可能だった多くのことが出来るようになった。

シーグライダーを使えば軍事情報も収集できる。敵に見つかることなく海面にいる船舶や近くを通り過ぎる潜水艦を特定できる。日本では軍事転用はまだのようだが、日本の技術をもってすれば近い将来可能だろう。

現在、シーグライダーの製造には約15万ドル程度の費用が掛かるそうだが、軍事用に転用できればその費用は非常に小さいのではと言われている。

金曜日, 8月 26, 2016

アフリカ開発会議

 

 安倍総理はケニアで開催するTICAD(アフリカ開発会議)に出席のため、80の企業や大学のトップを随行して、今朝早くケニアの首都ナイロビに到着した。

この会議は、日本が主導する国際会議である。第1回は23年前に東京で開催し、その後も日本で開かれていた。6回目となる今回初めてアフリカで開催することになった。

アフリカは人口11億人の巨大マーケット。豊富な資源を有し、経済成長が見込まれることから「最後のフロンティア市場」と呼ばれている。27日からの会議では、インフラ投資の拡大や、テロの未然防止に向けた対策などで協力を打ち出し、日本の存在感を高めたい考えのようだ。

そして日本にはもう一つの狙いがある。それは、国連での多数派工作だ。国連加盟国は193だが、その4分の一以上をアフリカの国が占めている。国連における日本の関心事項(安全保障理事会の常任理事国入り等)についても、アフリカ諸国の協力が欠かせない。アフリカとの意思疎通を深め、関係を強化する目的の会議でもある。

木曜日, 8月 25, 2016

民進党の代表選挙


9月15日に新しい民進党の代表が決まるが、今のところ出馬の意向を示しているのは蓮舫氏だけだ。彼女は基本的に岡田代表の路線を踏襲するだろうと言われている。

蓮舫氏は、経済政策について「個人の将来不安の解消を図ることが重要」との認識を示し、アベノミクスは行き詰っていると語っている。又、日銀の金融緩和政策についても「マイナス金利の撤回を日銀に促したい」など、前向きの発言は見られない。

いずれにせよ、金融緩和を柱にするアベノミクスに否定的な民進党の蓮舫氏は金融引き締め指向のようだ。そうなると、雇用の確保は難しくなるのでは・・・。このあたりをどう考えているのだろうか。

国の借金が膨大で個人の将来不安の解消が重要だと訴えているが、日銀を含めた統合政府ベースでみれば債務残高は、100兆円程度に過ぎず、緊縮財政路線を進めようとする民進党の方針はアベノミクスとは真逆で、誰が代表になっても変わらないだろう。

水曜日, 8月 24, 2016

シベリア抑留問題


戦後71年になるが、終戦後武装解除され投降した日本軍捕虜たちおよそ60万人が、シベリアや中央アジアなどソビエト各地に強制的に連行され、そのうち5万5千人余りが亡くなったとされている。抑留期間は長い人で10年以上に及んでいる。        

日本政府は武装解除に応じた後、強制的に連れ去られたのであり捕虜ではなく抑留者であると強く主張してきている。そして今も、ロシアに公式な謝罪と実態の解明などを求めている。

第二次世界大戦末期の1945年8月9日に、ソ連は日本に対し宣戦布告した。日本は8月14日に中立国を通じて降伏を声明したが、ソ連は8月16日から22日にかけて樺太、千島列島を侵攻し占領した。

終戦間際に日本に参戦したソビエトによる抑留は、兵士の早期帰還を定めた国際法に違反し、日本の反ロシア感情の原因にもなっている。戦後71年経った今もまだ、1万5千人余りの犠牲者が特定されていない。来月2日には、極東のウラジオストクにおいて安倍総理とプーチン大統領の首脳会談が行われる。歴史の傷を克服するための真摯な話し合いが望まれる。

火曜日, 8月 23, 2016

リオから東京へ


リオデジャネイロオリンピックは成功裏のうちに終わった。閉会式の模様が昨夜のテレビで放映されたので、録画をしながら観戦した。

次のオリンピックは4年後の2020年に、日本(東京)で開催される。小池百合子東京都知事も和服姿で登場。そして、安倍総理も意外なパフォーマンスで閉会式を盛り上げた。

この模様の動画をネットから拾ってアップする。

http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=30468.html

月曜日, 8月 22, 2016

愛彩ランド


最近、ドライブを兼ねて野菜などの買出しに郊外の直売所に出かけることが多い。昨日は朝9時頃から出発した。ひとまず、いつも行く和泉市にある外環沿いの道の駅に向けてハンドルを切った。

1時間ほど走って道の駅付近に到着したが、もう少し走ったところに大規模な直売所があるのを知っていたので今回はそちらへ行くことにした。ここは岸和田市のJAが運営する農作物直売所で2011年4月にオープンした。公募で決めた名前は「愛彩ランド」。

300台以上ある駐車スペースはいつも満車状態で大繁盛している。商品も豊富で回転も速そうだ。どれも新鮮で平均的に安い。すべて税込価格だ。レジは10か所ほどあって食品スーパー並みだ。

昨日は、ブドウやイチジクなどの果物と野菜いろいろ。それに昼食用にと炊き込みご飯も買った。レジで払った金額は4000円あまりだった。正午ごろ自宅に帰着。

日曜日, 8月 21, 2016

リオ五輪の卓球台


リオ五輪はまもなく閉会式が始まる。開会前にはいろいろ言われていたが何事もなく終われそうだ。日本のメダル獲得数は過去最高になった。どの競技も日本選手はよくやった。特に陸上400mリレーに出場の4人を称えたい。

卓球団体もよかった。男女ともチームワークは素晴らしかった。ところで卓球の試合を観戦していて卓球台のデザインが立派に見えた。この卓球台、実は日本製だった。

今回公式に採用された卓球台は14台がリオ五輪で使われている。卓球台の最も重要な天板には、何層にも積み重ねた板がパズルのように並べられていて、反りを極力抑えられていてどこにボールが落ちても弾みが変わらないそうだ。

天板を支える脚部に使われているのはブナ材で、ブナの単板は薄くスライスされ、58枚重ね合わされてある。山形県の木工メーカー「天童木工」が、試行錯誤を重ねた上にあの美しい曲線が出来上がった。関係者は、東京五輪でも出番があればさらに新しいデザインを生み出したいと意気込んでいる。

土曜日, 8月 20, 2016

セルロースナノファイバー



日本製紙は新工場を建てて、新素材のセルロースナノファイバー(CNF)の生産を始めると発表した。CNFは木材などの植物から作られる次世代の素材で、将来的に幅広い活用が期待されている。

CNFは植物繊維を化学的・機械的に解きほぐしたもので、繊維一本の直径は数ナノメートルしかないが、鉄の5分の1の軽さで強度が5倍もあり、しかも透明で熱を加えても膨張しにくい。樹脂と混ぜて自動車部品に使えばかなりの軽量化ができる。

日本製紙は、子会社のクレシアより、CNFシートを挟み込んだ大人用のおむつを発売した。この製品はCNFに含ませた銀などの金属イオンが、不快な臭いを吸着する仕組みで消臭機能を高めた。今後はその他の特徴も生かしつつ、様々な分野に広めたい模様だ。

他の製紙各社も様々な商品の開発を進めているようだ。しかし、夢の素材と言われる分、技術的な課題も少なくない。樹脂とCNFを混ぜると言っても高度な技術が求められる。現在の製造コストは炭素繊維より高いが、量産効果で数年後にはかなり下げられそうだ。日本の国土の7割を森林が占めているのに森林の活用が進んでいない。CNFの普及は森林資源の有効活用になるのではないだろうか。

金曜日, 8月 19, 2016

認知機能検査


3年前に運転免許証を更新する際に高齢者講習を受けに行った。今年は運転免許証の更新の時期にあたり、本日、再度高齢者講習を受けるため前回と同じ教習所に赴いた。

僕は75歳を過ぎているので、これまでの講習のほか認知機能検査が追加されていた。講習に先だって30分間の認知機能の簡単なテストが行われた。検査の結果によって記憶力と判断力を判定される。

検査の内容は、(A)、年、月、日、曜日、時刻を書く。(B)、16種類のイラストの名前が正しく回答されているかどうか。(C)、指定された時刻を正しく書けるか。以上の検査の結果を決められた方式で算出して、76点以上は心配なし。49点未満は記憶力判断力が低下していると判定される。

この検査は、高齢者講習を実施するために記憶力、判断力の状況を確認するもので認知症の診断を行うものではないと断ってはいるが、49点以下の人が一定の期間に信号無視や一時不停止などの交通違反があるときは、公安委員会から連絡があり、専門医が診断することもあると言われた。ちなみに僕の総合点は88点だった。

水曜日, 8月 17, 2016

コグンカンドリ



大和川に超珍鳥のコグンカンドリが来ていると話題になっている。


ネット上に動画がアップされていたのでチョット拝借。











https://youtu.be/X0cMtM-NXQk

火曜日, 8月 16, 2016

京都五山の送り火


京の夏の夜空を焦がす伝統行事、五山の送り火の実況中継が今夜6時からBS放送であり、録画しながら観た。9年前にも同様の放送があった。この時の模様もDVDにダビングしてある。

五山とは、大文字山、松ヶ崎の西山と東山、北区の船山と左大文字山、そして嵯峨鳥居本の曼陀羅山。以上の五山で炎が上がり、死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。

点火時間は、午後8時丁度に大文字が点火され、松ヶ崎妙法、舟形万灯篭と左大文字、最後に鳥居形松明の順に点火される。点火は、それぞれの寺の檀家衆によって行われるが、鳥居形だけは一般の有志たちによって点火されるそうだ。しかも松明を立てた状態にしてあるので若干炎の色が違うそうだ。

一昨年、京都在住のIさんの案内で嵯峨野の里山を歩いた折に、嵯峨鳥居本の曼陀羅山に登る機会があった。こんな経験はめったにできないことだが、この京都の伝統行事への一層の思い入れの起こった経験だ。

月曜日, 8月 15, 2016

8月15日


今日8月15日は日本にとっては先の戦争の終結の日。今年は終戦から71年がたつが、およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の追悼式が日本武道館で行われた。

式典には全国から遺族の代表など6000人が参列した。正午の時報とともに参列者全員で黙とうをささげた。天皇陛下からは「戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民とともに戦火に倒れた人々に対し心から追悼の意を表します」とお言葉が述べられました。

ところで、隣国韓国での8月15日は、大日本帝国からの独立を祝う祝日(光複節)だそうだ。朝鮮半島は1910年以来日本の統治下にあったが、1945年8月15日は朝鮮人にとっては植民地支配からの解放(光複)された日としている。

戦後、連合国側は朝鮮を米英中ソ4か国による信託統治下に置く計画だったが。結局、北緯38度線を境としたアメリカ合衆国とソビエト連邦の分割占領に至り、朝鮮の歴史が大きく変わった。

日曜日, 8月 14, 2016

尖閣周辺の中国船について


沖縄県の尖閣諸島周辺に中国海軍の船や漁船が大量に航行した。これに対し外務省は猛烈な抗議を行った。このように大量の中国漁船等が押し寄せるのは異例のことなのだ。

尖閣諸島が日本固有の領土であることは、歴史的にも国際的にも明らかである。そもそも領有権の問題は存在しない。1970年ごろまでは、中国政府は尖閣諸島の支配については一切の意義を唱えていなかった。

中国漁船は日本の漁船と違い、軍事訓練を受けた漁民が乗っており、乗組員は中国当局の意向で動く「民兵」の一種であるという。この数は分かっていないが、中国では従来から行われているらしい。

日本は一定の手続きの上、拿捕してもいいだろうという識者もいる。この識者曰く。「自衛隊法第76条(武力行使のできる自衛隊の防衛出動)というのが本来の姿だろう。日本政府も対応策を考えておいた方がいい」。

土曜日, 8月 13, 2016

シャープが外資傘下に


12日、日本の大手電機メーカーが外資系企業に買収されることになった。台湾の鴻海精密工業グループによる、3888億円の出資が完了し、シャープは鴻海の子会社になった。

シャープの高橋社長は12日付で退任、鴻海グループから新社長が就任することになった。取締役9人のうち6人を鴻海が指名した人材で固め、鴻海の郭台銘会長の下、経営再建を急ぐようだ。

大阪市内のシャープ本社は堺市に移転し、2018年には有機ELの生産を始めたい考えのようだ。家電分野は、鴻海の販売網や生産力を活用し、中国など海外での販売に力を入れるとのことだ。

社員の大規模な削減や拠点の整理も実施する見通しで、非常に厳しい内容になるようだ。これによって日本の家電メーカーとしてのシャープの存在意義はなくなった。だが、シャープ製品を使用している日本のユーザーは多く、メンテナンスには不都合のないようにしてもらいたいものだ。

金曜日, 8月 12, 2016

7人制ラグビー


リオ五輪は7日目が終わった。日本はこれまでに多くのメダルを獲得し、それぞれドラマを作ってきた。試合の模様を実況で見ることは少ないが、今日は7人制ラグビーの「日本」対「南アフリカ」戦を観た。

15人制のラグビーは知っているが、7人制を見るのは初めてだ。今度のオリンピックから新しく採用された競技で、日本ではなじみが少ない。試合は前半7分、後半7分で終了する。スピードがあってルールも簡単で面白い。究極の鬼ごっこ」ともいわれているそうだ。

今日の試合は銅メダルをかけた3位決定戦だったが相手チームのスピードが勝っていて日本チームは大敗した。それでも4位の成績は立派だとの説明だった。4年後の東京オリンピックが楽しみだ。

今後、この競技のファンが増えることは間違いないだろう。しかし、選手はかなりの体力を使うことになる。テレビの解説では、選手の体重は一試合で数キロ減ると言っていた。だが観戦するのは面白い。僕も7人制ラグビーのファンの一人になった。

木曜日, 8月 11, 2016

タイ王国


東南アジアに位置するASEAN加盟国のタイは、日本と同様の立憲君主制国家だ。人口は約6700万人、首都はバンコク。伝統的に王家に対して崇敬を払うよう国民は教えられている。日本の皇室とは600年前から親密な関係を持っている。

この国では度々クーデターが起こり、2014年に国軍のクーデターで、プラユット将軍が実権を把握して以来、軍事独裁政権が続いている。

この度、新政権発足に向けた新しい憲法草案の賛否を問う国民投票が行われる。草案が可決されれば、来年にも総選挙が行われ民政復帰が実現できる予定だ。だが、そう簡単には運ばないようだ。

この草案では軍の影響力が大きく、国会議員250人は事実上軍が任命するようだ。国民の多くは政治の安定を求めているが民政復帰は簡単にはいかないようだ。タイには9000社以上の日系企業が進出している。日本にとっても重大な関心事である。

火曜日, 8月 09, 2016

生前退位

https://youtu.be/PiglYL2WdvY

昨日、天皇陛下がビデオメッセージで生前退位のご意向を示された。放送で陛下が読み上げられたお言葉は事前に宮内庁と政府において調整がされたものと思うが、陛下の思いがかなり強く出た内容のように感じた。

象徴天皇としての在り方は、法律で決められており、陛下のご意向にそうようになるには法改正を行う必要もあり、政府としてはあらゆる選択肢を検討し慎重に論点を詰めていく考えのようだ。

いずれにしても安倍政権は重い課題を背負うことになった。陛下のお気持ちを最大限尊重する方向で対応しつつ、当面は幅広い識者からのヒアリングを重ねながら、慎重に論点を詰めていく考えだ。

すべての日本国民は皇室の永続を望んでいると思う。象徴天皇の務めが常に途切れることなく安定的に続くことを念じておられる陛下のご意向に沿うよう、拙速な議論や手続きは避けるべきだろう。

日曜日, 8月 07, 2016

立秋


連日厳しい暑さがつづいている。今日は二十四節気の中の立秋だ。毎年この頃が一番暑い時期のように思う。丁度この頃に全国高校野球の夏の大会も始まる。

だが、朝夕はひんやりした風が吹いたり、ヒグラシが鳴きはじめたり、空には鰯雲がお目見えする頃でもある。

立秋を過ぎてからの便りは残暑見舞いになるようだ。しかし近頃は暑中見舞いを出すことはほとんどない。

まだまだ暑い日が続くと思うが、バランスの取れた栄養と睡眠、休養をしっかりとって元気に過ごしたい。そして小さい秋を見つけよう。

土曜日, 8月 06, 2016

リオ五輪


南米で初めてのオリンピックが始まった。開催国ブラジルの受け入れ態勢の遅れが心配されていたが、何とか間に合った。心配なのは治安情勢だ。治安対策が開催国ブラジルの背中に重くのしかかっているようだ。          

オリンピックの誘致が成功して開催が決まった当時は、「経済大国に飛躍する」ととまで言われていたが、その後は資源価格の下降などで財源の確保に四苦八苦していた。今は高い失業率とマイナス成長の不況の真っただ中だ。

国を代表するはずの大統領が弾劾裁判で職務停止という状態だ。感染の恐れは低いと言われているものの「ジカ熱」の不安や、会場周辺の水質汚濁の問題などもある。ブラジルでの最新の世論調査でも、オリンピック開催に反対の意見が半数を超えていたそうだ。

いずれにしても競技の最高の環境を準備するのが開催国の責任だ。南米初の開催国として世界に感動を与える大会にしてほしいものだ。そして日本人選手の活躍にも期待する。

金曜日, 8月 05, 2016

ヘリコプターマネー


日銀はデフレ脱却を目指し企業が銀行からお金を借りやすくなるように量的緩和やマイナス金利と言った政策を打ち出してきた。しかし、目標とする2%の物価上昇にはほど遠く、市場ではヘリコプターマネーを期待する声が出始めている。

ヘリコプターマネーとは、中央銀行が大量にお札を刷って政府に渡し、景気対策の資金源にあてるという政策で、あたかも空飛ぶヘリコプターからお金がばらまかれるような例えである。

通常、政府は必要財源は借金をして調達するので、国民が一時的に使えるお金が増えても、将来返済のために増税があるかも知れない。しかし、ヘリコプターマネーは返済の必要がない。

良いことづくめに聞こえるヘリコプターマネーだが、深刻な副作用が考えられる。まず、ハイパーインフレになって物価の上昇を招くだろう。たやすく財源が確保できるために財政規律が失われる恐れがある。日銀の黒田総裁は、市場の一方的な期待があっても実施はできないとしている。

木曜日, 8月 04, 2016

内閣改造


安倍総理大臣は、昨日内閣改造と自民党役員人事を行い、新しい内閣が発足した。菅官房長官他、重要閣僚が留任した。女性は留任の高市、丸川氏に加え、自民党政調会長だった稲田朋美氏が防衛相に就いた。女性の防衛相は今回東京都知事になった小池百合子氏以来二人目だ。

初入閣者は7人で、適材適所に割り当てられているようだ。全体的に若返ったようで、今後の国会運営は盤石ではないかと思われる。

先の参議院選でも勝利し、政権基盤はさらに強化されたから、斬新な安倍カラーを打ち出す選択肢もあったが、顔ぶれを見る限り安定重視といった印象だ。

安倍総理としては、より強い政権基盤を築いた今だからこそ、アベノミクスの推進や、憲法改正に向けた議論などに集中したいとの思いがあるのだろう。

水曜日, 8月 03, 2016

重ね食べ


大阪府が調査をした結果、大阪府民は、「お好み焼きとご飯」「うどんとかやくごはん」「ラーメンと焼きめし」など、2種類以上の主食を同時に食べる「重ね食べ」の回数が多いと分かったという結果がまとまったそうだ。

大阪は粉もんの食文化が発達していて、お好み焼きをおかずと思う人は全国平均の2倍以上だそうだ。我が家でも時々お好み焼きやたこ焼きをおかずにして食べることがある。

18歳以上の府民を対象に昨年1年間調べ、回答が得られた1900人の結果が発表された。結果を分析したら「重ね食べ」の回数が多い人に肥満の人が多いと分かったとしている。納得のいく結果だ。

肥満は万病のもとと言われているが、「重ね食べ」すると、それだけでおなかがいっぱいになってバランスの取れた食事が摂れない。たんぱく質の多い肉や魚、野菜などを一緒に食べて出来るだけ「重ね食べ」はしない方がよさそうだ。

火曜日, 8月 02, 2016

冬瓜料理


いつもの道の駅で小玉の冬瓜を買った。関西ではかもうりとも言って昔はよく食べたものだ。そんなにおいしいとは思わなかったが、この歳になると懐かしい味で食べたくなった。

冬瓜の一般的な料理は薄味の葛あんかけだが、クックパットのサイトを開いたら沢山紹介されている。夕食後その中から「しょうが風味でさっぱり!冬瓜の冷やし煮」というのを作ってみた。

調理時間は下ごしらえ共で20分程度。レシピ通り作れば意外と簡単だった。出来上がったものは粗熱をとって器に移して冷蔵庫で冷して出来上がり。明日のおかずが一品増えた。

冬瓜の皮を使ってもう一品作ってみようと思っている。これもクックパットのレシピにあったキンピラだ。材料は冬瓜の皮と人参、牛の薄切り肉。ごま油で炒めて好みの味付けするだけでOKのようだ。一度試してみよう。

月曜日, 8月 01, 2016

山の日


海の日があるのに山の日もあっていいのではと、日本山岳会などから制定を求める声があって、2014年に制定され、2016年から施行されて、8月11日が「山の日」となり、日本の国民の祝日の一つになった。

  山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝することを趣旨とされているが、8月11日とは中途半端な日に決めたものだ。当初の制定段階においては、様々な案の中からお盆休みと連続させやすい利点があるとして、8月12日が採用された。

  ところが、8月12日は日航ジャンボ機の墜落事故が起きた日なので、違和感を覚えるとの意見等があって、最終的に8月11日を「山の日」とすることになった。

  これで日本の祝日の数は16となった。8月11日が「山の日」に制定されたことで、祝日の制定のない月は6月のみとなった。