かくれ里

水曜日, 10月 11, 2006

イーデス・ハンソン

 NHKの朝の連続テレビ小説は良く観ていますが、10月2日からは、「芋たこなんきん」が始まりました。主演は藤山直美さんですが、11日からイーデスハンソンさんが久しぶりに出演しています。

 大阪弁を喋る異色の外国人タレントとしてデビューしたのは、40年以上も前のことだ。この頃から気になる存在の人だったが、タレント活動はずっと遠のいていた。その後、世界的な人権擁護団体「アムネスティ・インターナショナル」の日本支部長を13年間つとめ、現在はその団体の日本法人の特別顧問として、活動を続けている。講演会の講師や文筆活動も旺盛で著作物も多い。

 ハンソンさんは日本人以上に、日本文化、伝統、生活環境が大好きで、今は、和歌山県の山村で自給自足の生活を楽しんでおられる。白浜空港まで車で10分ぐらいの位置関係の場所らしいが、ここでの生活や日本の消費文化のあり方などを発信続けている。彼女の考え方は、僕と大体同じなので非常に好感がもてて愉快である。生まれ年が同じと言うこともあって、余計親しみを感じるのである。

 昭和35年に来日。日本文化にほれ込んで文楽の後継者と結婚したがすぐに離婚した。その後はずっと独身を通している。久しぶりのタレント活動だが、彼女自身、結構楽しんでおられるようだ。僕も、今度の朝ドラ「芋たこなんきん」は毎朝楽しみに観ている。