かくれ里

金曜日, 10月 10, 2025

ペロブスカイト太陽電池

 

次世代の太陽電池として注目を浴びているのがペロブスカイト太陽電池だ。これは、従来の太陽電池と比較して、軽量で柔軟性がある。製造コストが抑えられる。弱い光を電力へ変換できる。材料を国内で調達できる。等いいことずくめだ。 

2009年に、ハロゲン化鉛系ペロブスカイトを利用した太陽電池が、日本人によって発明された。低コストで製造できるため将来的な商用太陽電池として注目されている。

高市早苗新総裁も就任のあいさつでも述べていたが、日本は、ぺロブスカイト型を次世代太陽電池の本命と位置付けている。

宇宙空間では太陽光発電が唯一のエネルギー源であり、ペロブスカイト型は放射線に対し、極めて高い耐性を持っている。今後、研究開発が進み、高い変換効率を備えた低コストなフレキシブルプロブスカイト型の開発が考えられている。

火曜日, 10月 07, 2025

松下政経塾

 

松下電器の創業者、松下幸之助氏が1979年に設立した「松下政経塾」は国会議員他の政治家を中心に、経営者・マスコミ関係者の人材を輩出している。 

この塾は、実業家として成功を収めたパナソニック創業者松下幸之助が、晩年に次代の国家指導者を育成するために、私費70億円を投じて神奈川県に設立した公益財団法人である。 

22歳から38歳までの青年で選考に合格した者が入塾できる。入塾後は集団生活を送りながら4年間研修や実践活動を行う。在籍中は毎月20万円の研修資金が給付される。 

これまで多くの国会議員が排出されたが、2011年には1期生の野田義彦氏が第95代内閣総理大臣になった。そして、今回、4期生の高市早苗氏が女性初の自民党総裁に選ばれた。間もなく臨時国会が開かれて首班指名を受け、104代目の総理大臣になるだろう。

日曜日, 10月 05, 2025

運転免許

 

運転免許証の有効期限が今日までだった。長年自動車を運転してきたが、あすからは運転できなくなった。今日10月5日は日曜日だったので、遠出でもしようかと考えたが、あいにく天気が悪く、天王寺区の業務スーパーまで行ってきた。 

この業務スーパーには、30年ほど前から、1カ月に数回買い出しに行っていたが、今回が最後になるだろう。今後は近所のスーパーへ自転車で行くことにする。 

10歳代で原付免許証を取得してから70年近くなるが、これまで、何種類の車にのっただろうか。走行距離も相当になるだろう。大きな人身事故は起こしたことはないが、物損事故は何度かある。 

明日からの移動は、徒歩か、自転車になるが。遠出の時は交通機関を利用すればよいので不自由することはないだろう。近日中に免許証の返還に行ってこようと思っている。

土曜日, 10月 04, 2025

自民党新総裁

 

自民党の新しい総裁が高市早苗氏に決まった。本日午後よりYouTubeの実況を観ていたが、5人の候補者から高市早苗氏と小泉新次郎氏が一位・二位となったが、いずれも過半数に満たず、決選投票となった。 

これまで、各候補者の主張などを聞いていて、僕は、高市早苗氏と、小林鷹之氏に好感を持っていたが、高市氏が新総裁になったことは、これからの日本のためには良かったと思っている。 

しかし、今の自民党の経営は一筋縄ではいかない状態のようだ。かなり大変だろうと思うが、彼女なら、多分上手くやってくれるように思う。 

政府は、臨時国会を15日に召集する方向で調整に入った。初日に首相指名が行われ、組閣を経て同日中に新内閣が発足する見通しだ。


金曜日, 10月 03, 2025

国勢調査

 

5年ごとに行われる国勢調査の書類が届いた。国勢調査は我が国の人口を明らかにするため大正9年から始まった。10年ごとの大規模調査と中間年の簡易調査があって、今回は22回目に当たり、簡易調査とのことだ。  

報告は10月1日現在の状態を調査票に書き込んで郵送する方法と、インターネットで回答することもできる。インターネット回答は10月8日までとなっていたので、僕は昨日パソコンで行った。 

ところで調査の方法だが、調査員が担当する地域のすべての世帯を訪問し、調査書類一式を配布するとなっている。ただし世帯員が不在等で調査できなかった世帯については、世帯員以外のものに質問等して調査するとなっている。 

友人のN君は、今年から町内の会長を任されている。僕と同年齢だが、「町会長の仕事は数々あるが、国勢調査の作業は大変だ」と言っていた。

木曜日, 10月 02, 2025

民間宇宙ステーション

 

国際宇宙ステーション(ISS)の運用期間は、当初15年の予定だったが延長された。これまで25年近くの間に26カ国から約300人の滞在を受け入れたが、いよいよ寿命が迫っている。 

NASAは、後継機を建設する民間企業の公募をしていたが、米国のバスト・スペース社が世界初となる民間宇宙ステーション「ヘイブン1」の製造を進めている。 

ヘイブン1の直径は4.4メートル、居住空間は45立方メートルと、バスの車内ほどの広さだ。来年5月にスペースX社のロケット「ファルコン9」で軌道に投入する予定だ。 

宇宙ステーションの運用は巨額のコストがかかる。ISSの運用には1日当たり1200万ドル(約18億円)の費用がかかっている。その半分はクルーと物資の輸送費だ。民間宇宙ステーションが経済的に成り立つためには、かなり抑える必要があるようだ。

月曜日, 9月 29, 2025

再生可能エネルギー

 

三菱商事などが、秋田県や千葉県沖で建設していた大規模洋上風力事業から撤退した。建設費が2倍に膨れ上がり採算が取れなくなったようだ。 

問題は、太陽光や風力と言った再エネは、我が国の地理条件や経済環境に合致していないことだ。加えて、再エネはその供給網が、グローバーリズムに絡め取られていてその多くは中国である。 

再エネの最大の弱点は不安定性だ。これに対し、原子力には半世紀の運用実績がある。さらに、次世代の小型モジュール炉(SMR)は、冷却システムや格納容器の設計が改善され、従来型より安全性が高い。 

再エネが国家政策として押し付けられても、地方には坑う力がある。秋田県が再エネ撤退を決断することは、我が国が、真に自立したエネルギー政策を打ち立てる突破口になるのだ。

土曜日, 9月 27, 2025

ニュータウンの栄枯盛衰

 

1950年代、大阪市の人口は100万人も増えた。増えた人口を吸収するために、雑木林で覆われた千里丘陵を大規模なニュータウンに改造することが決まった。 

千里ニュータウンは1150ヘクタールの敷地に15万人が暮らす町となった。1970年には、千里丘陵は万博の開催場所に決まり、交通機関の整備も整って、地下鉄御堂筋線の延伸もすすめられた。 

万博期間中、北大阪急行は4000万人以上の来場客輸送をした。万博終了後は千里中央駅が終着駅となり、駅周辺にはデパートはじめ各種商業施設が出来て、名実ともに千里ニュータウンの中核となっていく。 

しかし、住環境の良さは、住民が長く定着する結果となり、新陳代謝が進まなかった。1980年代になって住民の高齢化が浮上し始めた。現在ではオールドタウンと呼ばれるようになった。その後、万博会場の一帯は再開発された。人々の流れがそちらへ流れるのは当然だろう。

木曜日, 9月 25, 2025

大屋根リング

 

大阪・関西万博もあとわずかを残すだけになった。閉幕後の跡地については、公募で選ばれた民間企業が開発を行うことを想定していた。 

万博のシンボル「大屋根リング」については、博覧会協会や大阪府・市が閉幕後の活用について協議を進めてきた。その結果、北東部分の200mを残した上で、大阪市が周辺を市営公園として整備することになったようだ。 

これについて、関西の七つの大学・学校法人のトップらが「出来る限り多くの部分を保存するよう」との意見書を出した。吉村知事はリングを全部残すのは、改修費や維持管理で問題かあって簡単にはできないと述べている。 

費用負担については、大阪府・市は「多額の税金の投入に府民や市民の理解を得るのは難しい」として、国や経済界にも負担を求めているようだ。

火曜日, 9月 23, 2025

お彼岸

 

 日は彼岸の中日、秋分の日だ。国民の祝日に関する法律では、この日は「先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ」とある。 

 午前中スーパーでコウヤマキを買って、午後は玉出の旦那寺へ墓参りに行ってきた。自分の両親の墓は、高野山にあって、先月お参りしてきたが、家内の両親の墓が玉出にあるのだ。 

 ところで、自分も先日86歳の誕生日を迎えた。そろそろ自分の墓のことも考えなくてはと思っている。もっとも、我が家はひとり娘を嫁に出しているので、どのように考えたらいいのか迷っている。 

 それにしても今年の夏は随分暑かった。ラジオ深夜便では、今日の誕生日の花は彼岸花でだと言っていた。ネット上でヒガンバナの花を見かけることも多くなった。間もなく秋らしくなってくるだろう。