淀川紀行 Ⅰ
淀川は琵琶湖から流れ出る唯一の河川で、滋賀県、京都府、大阪府を流れる全長75kmの一級河川である。はじめ瀬田川と呼ばれているが京都府に入るあたりから宇治川と名前を変える。さらに京都・大阪の県境付近で桂川・木津川とともに、三川が合流して淀川となる。そしてそのまま南下を続け大阪湾に注ぐ。淀川の水源は琵琶湖になっているので、瀬田川・宇治川も河川法上では淀川本流である。
昨年は、ハイキング仲間で大和川を5回に分けて歩いた。そこで、今年は淀川を歩こうということになって資料を集めていたが、第一回目は、4月19日の日曜日に琵琶湖より瀬田川の流域に沿って10kmほどを歩いた。この日は絶好のハイキング日和で、日差しも強く初夏の陽気だった。
JR石山駅を9時に出発し、淀川の起点の標識を確認してから歩き始めた。この日のメンバーは14名。みな元気だ。時間はたっぷりあるし、石山寺に立ち寄ったりしながらゆっくり歩く。南郷の瀬田川荒堰あたりの川べりで昼食タイム。
満腹になったところで再び歩き出す。しばらくして川幅が狭まって流れが激しくなって来た。このあたりを鹿跳峡と言う。急流で一艘のカヌーが練習をしている。まもなく、立木観音を右手に見て今日の目的地の鹿跳橋に到着。10分ほど歩いたところのバス停から石山駅に戻った。時刻は15時30分だ。次回は鹿跳橋から宇治までの凡そ15kmを歩く予定である。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home