貧困率
長妻厚生労働相が、日本の全国民の中の低所得者の割合を示す「相対的貧困率」が15.7%だったと発表した。これは、OECD(経済協力機構)がまとめたもので、加盟30カ国の中で4位だそうだ。
相対的貧困率とは、国民一人一人の所得を順に並べて、真ん中になる人を定め、その額の半分に及ばない人が全体のどれだけいるかと言う数字らしい。
しかし、日本の貧困層に位置付けられている人々の所得は、世界的に見ても圧倒的に高く、生活レベルも他国の(真の)貧困層とは比較にならない。
このように貧困層(と位置づけられる人々)の所得や生活レベルが比較的高い日本を、相対的貧困率だけを見て、「貧困だ!貧困だ!」と騒ぐのはおかしいのではないだろうか。
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