かくれ里

金曜日, 10月 07, 2011

進化計算


中学の理科の時間にメンデルの法則を習った。えんどう豆の花の色が世代が進むにつれて赤になったり白になったりするが、これは遺伝子の組み合わせによるもので、生命の進化について興味を持った時期がある。

先日、ダーウィンの進化論についてのテレビ放送をしていた。ダーウィンが進化論を発表してから100年ほどしかたっていない。発表当初は色々反対の意見もあったようだが、今では常識になっている。

進化の途中で、ある集団の大多数の形状と異なる形質を持つものが現れる事がある。これを「突然変異」と言うが、突然変異にも、生きていくために有利になる物と不利になる物と、どちらでもない中立の物があるそうだ。

 この放送で興味深かったのは、進化論を応用した「進化計算」と言うのがあって、計算を続けるうちに、突然変異が起こって常識で考えられないような結果が得られるそうだ。例えば、新幹線の車両の形状を決めるのにも進化計算をしていると言うから面白い。