かくれ里

土曜日, 9月 21, 2013

がんもどき



一昨夜いつも行くスーバで丸型の「がんも」を見つけて買って帰った。昨夜は甘辛く炊いて食べた。一個が直径10㎝厚さ3㎝ぐらいあって半分で堪能した。がんもどきは好きでよく買って食べるが、このスーパーには小型のものが多く、昨日のような大きさのものは珍しい。
 
がんもは、水けを絞った豆腐にすりおろしたヤマイモや、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、キクラゲなどの具を混ぜ合わせて成型して揚げたものだ。関東炊き(おでん)に入れて食べてもおいしい。
 
がんもどきは、もともと精進料理で肉の代用品として造られたもので、名前の由来は雁の肉に味を似せて作ったとして「雁擬き」と書くこともあるようだ。
 
 関西地方では、がんもどきのことを「ひろうす」「ひりょうず」と呼ぶことも多い。こちらはあまり大きくは作らないようだ。語源はポルトガル語のフィリョースだと言われている。