宝石サンゴ
高知県の伝統産業に宝石サンゴの採取漁業がある。サンゴは珊瑚虫と言う動物だ。宝石サンゴは、海岸などで見られるサンゴ礁と異なり、海底100m以上の深海から採取する。
高知県(室戸)沖の海底300m近くに品質の良い赤サンゴが多く生息していて、これまでに海外に大量に輸出された。しかし、現在は採取量が少なくなって希少価値で逆に人気があるそうだ。
日本近海の広い範囲には桃色サンゴが生息していて、こちらも高知県沖で採取された物が品質が良いとされ、彫刻細工によく用いられる素材である。他に白サンゴと言われるものもあるが、基本的には桃色サンゴに分類される。
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