九条葱
ネギは日本料理には欠かせない食材だ。関西でネギといえば青ネギをさすが、関東は白ネギが多い。青ネギは九条ネギが有名だ。元々はなにわに自生していたネギが原種と言われ、後に京都に伝わって品種改良が施された。
その後伝統的に生産され続けている京野菜のひとつである。京都府南区の九条地区が が主産地だったことからその名がついた。現在、作付面積も増えており200ヘクタール以上になっている。
九条ネギには、色が濃い太めの黒種と浅黄色で細めの浅黄種がある。伝統的な栽培方法は非常に手間がかかるそうだ。秋に種を蒔き、春に植え替え、夏には一旦株を掘り出して1ヶ月間天日で乾燥させ、もう一度植えつけて晩秋にやっと収穫できるそうです。
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