かくれ里

月曜日, 1月 18, 2016

爆買い



昨年の新語流行語大賞に選ばれた「爆買い」という言葉は、毎日のようにテレビのニュースに登場する。外国人観光客(特に中国人)が家電品や化粧品などを大量に買い込んでいる様子が映し出されている。
 
中国人の爆買いの要因は、元高円安と日本製品の品質の良さに対する信頼だ。そして中国の税制にも関係がある。日本製品を中国で買うより日本で買って持ち帰った方がかなり安くなるようだ。中国人特有の気質として、転売目的や家族親戚以外の人に渡す目的も多いのではないのだろうか。中国国内では「爆買」と書いてバクガイと発音しているそうだ。
 
日本橋筋でも観光バスをよく見かける。外人客の買い物ツアーだろう。大手デパートや家電量販店などでも外国人観光客の増加で売り上げは好調の様だが、中国人の爆買いでさらに売り上げを伸ばしている。
 
今年の初売りでも、訪日外国人客の姿が目立ち、爆買いを追い風に前年を上回る売り上げになった売り場が多かったようだ。ビックカメラでは訪日客用に福袋を用意したが売り切れが続出したらしい。