ダイキンが健闘
日の丸家電が凋落と書いたが、ダイキンが頑張っている。平成28年3月期の連結決算での売上高は前期比6.7%増で2兆円を超えた。売上、利益ともに3期連続で過去最高を更新している。
主力の空調事業は、欧米で販売を拡大した。中国では景気の減速で販売が伸び悩んでいたが、自前の専門店経由で高価格帯の住宅用商品の販売を広げ利益を確保した。
ダイキンの十河社長は、大阪市内での記者会見で、来年度の営業利益は円高の影響で押し下げられる見込みだが、間接部門の効率化、第一線への人員のシフトを進めて、増収増益を図りたいと述べた。
空調機器でのダイキンブランドは、日本国内においても一流になった。販売部門も強気の商売をしている。弱電メーカーの苦労を尻目に頑張っているようだ。国際競争を勝ち抜くための経営戦略が違っていたのだろうか。
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