かくれ里

木曜日, 6月 09, 2016

ペルー大統領選


5日に投票が行われた、南米ペルーの大統領決選投票の開票作業が長引いている。日系のケイコ・フジモリ氏とクチンスキー元首相が互角で大接戦しているようだ。本日の選管の集計では開票率99.97%の段階でも0.24ポイントの差でクチンスキー氏がリードしているらしい。

残る在外投票分と地方部の開票分が出なければ結果がわからないと言っている。又、開票用紙への記入が鮮明でないといった疑問票が0.5%ほどあって裁判所が判断するそうだ。

何とももどかしいことだが、両候補は集計の結果を待つ方針で勝利や敗北の言葉はない。だが、調査会社はクチンスキー氏の勝利は確実だとの見方を示していると報道されている。

ケイコ・フジモリ氏は元大統領の長女で、前回の大統領選でも出馬した。ペルーに二人目の日系の大統領が生まれるか注目していたが、今回も惜しい所で敗退か。ペルーでは、ケイコ氏の弟のケンジ氏も政界入りをしていて、今度がだめなら次回は自分が出馬すると言っているらしい。