かくれ里

土曜日, 11月 04, 2017

ゴルフ外交


トランプ大統領は、明日から三日間日本に滞在するが、安倍総理は、6日に行われる首脳会談に先立って、5日午後に一緒にゴルフをする。場所は2020年の東京オリンピックのゴルフ会場にもなっている「霞が関カンツリー俱楽部」だ。世界ランク4位の松山秀樹選手も一緒にプレーする予定だ。
 
現職のアメリカ大統領が、日本でゴルフをすること自体珍しい。安倍総理は共通の趣味のゴルフを通してトランプ氏と胸襟を開いて話し合い、信頼関係をより強固にする狙いがあるのだろう。
 
だが政界では、核やミサイル開発を続ける北朝鮮の動向に危機感を持っている中でゴルフとはいかがなものかという意見もあるが、今回のゴルフが単なる親密の為だけでなく、本当の意味での信頼関係が築かれればいいと思う。
 
日米首脳会談では、トランプ氏が日米2国間交渉を要求してくる可能性もあるだろう。だが、いざという時に譲れなければはっきりとNOと言えるような構築が作れる関係をゴルフ外交では問われているのだ。