かくれ里

火曜日, 5月 29, 2018

いずみ鯛






イオンは全国のイオンやマックスバリューなどの店で「いずみ鯛」を30日から売り出すことになった。アフリカ原産のこの魚は、かって日本では「ティラピィア」の名で流通したことがあったが普及しなかった。
 
 この度お披露目された「いずみ鯛」は、環境に配慮したことを示す認証を受けた台湾の養殖場で育てられ、冷凍の状態で日本に届くものだ。味わいはマダイそっくりなのに、値段は約半分で財布に優しい。イオンでは水産品の売上アップにつなげたいとの考えのようだ。
 
 鯛の養殖は、成魚になるまで3年ほどかかるが、ティラピア(いずみ鯛)は成長が早く、1年程度で出荷できるため、えさの量は鯛の4分の1程度で済む。
 
 試食した感想は、スズキに似た淡泊な味わいで臭みは全くなく歯ごたえは鯛そのものだという。薄切りにしてタマネギやレタスなどとドレッシングで和えてカルパッチョにするのもお勧めとのことだ。