イランの核開発問題
イランの核開発問題とは、イランが自国の核関連施設で高濃縮ウランの製造をしていると疑惑を掛けられているという問題のことだ。これに対してイランは、核兵器は作らないと主張していた。
2015年にイランは、米英仏独中露との間で核開発施設の縮小や軍事施設査察などの合意内容を締結した。国際原子力機間(IAEA)の遠心分離機などの大幅削減の確認を受けて、欧米諸国はイランに対する経済制裁を解除することになった。
トランプ米大統領はこの合意に対して、ツイッターでは離脱するようなことを書いている。トランプ大統領のこの動きは、北朝鮮問題とも関係があるように思われる。北朝鮮がイランのように原子力分野の開発を継続し、核の脅威を温存するのを事前に防止するための処置ではないのだろうか。
いずれにしても、今回のイラン核合意問題が、”米朝会談”に影響を及ぼすことになりそうだ。トランプ氏はイランへの武力行使もちらつかせ、”米朝会談”を有利に進める積りだろう。金正恩が会談をキャンセルするように仕向け、米軍が武力攻撃をやりやすい状況に持っていきたいのでは・・・・・
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