人間環境宣言
50年前の今日、国連において環境保護に関する宣言が採択された。半世紀前にはヨーロッパでは大気や水の汚染、酸性雨などによる被害によって対策が必要との機運が高まっていた。日本においても公害が社会問題になっていた。
この宣言を基本原則として、その後オゾン層保護や温暖化防止等の環境に関する多くの国際条約が作られ、環境保護に関する理念は定着してきている。
しかし、典型的な公害は減ったものの、地球温暖化や、海洋プラスチック汚染は悪化し続けている。新型コロナのような感染症も拡散しやすくなり、問題は多岐にわたっている様だ。
ロシアによるウクライナ侵攻で「環境より食料やエネルギー」との空気が優先しているようだ。問題の解決は容易ではないが、SDGs等にも通じる内容で、各国が対話を重ねていく努力が必要だろう。
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