かくれ里

水曜日, 7月 13, 2022

宇宙望遠鏡

 

宇宙望遠鏡と言えばハッブル望遠鏡が知られている。1990年に打ち上げられたこの望遠鏡はこれまでの常識を覆すような数々の発見を重ねてきた。

 しかし、30年以上経過し、老朽化が進み後継機となるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が昨年のクリスマスに打ち上げられ、最初の映像が公開された。

 光を集める力がハッブルの7倍あるなど極めて高性能で、世界の科学者から期待を集めている。期待の一つには138億年前に宇宙が誕生してから最初にできた世代の星を見つけることだ。

 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、アメリカが中心にヨーロッパ、カナダの宇宙機関が開発したものだが、開発予算が1兆円以上に膨らみ、打ち上げも10年以上遅れてきたそうだ。近い将来、我々の宇宙観が変わるような大発見があるのか、その成果が注目だ。