木曜日, 7月 03, 2025
水曜日, 7月 02, 2025
方丈記
『 方丈記』は鴨長明による鎌倉時代の随筆。日本中世文学の代表的な随筆とされ、『徒然草』『枕草子』とならぶ古典日本三大随筆に数えられる。
『方丈記』の書き出しの部分は知っていた。すなわち、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にはあらず、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し」とある。
晩年に鴨長明は、京の郊外・日野に、一丈四方の小庵をむすび隠棲した。庵に住みつつ当時の世間を観察し書き記した。
『方丈記』の中で鴨長明は、都で発生した大火、竜巻、大地震などの天変地異に関する記述を書き連ねており、歴史資料としても利用されている。
火曜日, 7月 01, 2025
半夏生
早くも7月になって、一年の半分が過ぎた。今年は6月中に梅雨が明けた。雨の少ない年である。関西地方の天気予報は、ずっと晴マークが続いている。
今日は“雑節”の「半夏生」だ。夏至から数えて11日目ごろとされている。この日は農家にとっては大切な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間を休みとする地方もあるようだ。
関西地方の一部の地域では、半夏生の日にタコを食べる風習がある。農作物がタコの吸盤のように大地にはいつき、しっかりと根付くようにとの願いのようである。
半夏生という植物があって、この植物の葉が名前通り半分白くなって化粧をしている様子からこの名前が付けられた。別名カタシログサと呼ばれることもある。高さ50~100cmほどに成長し、夏季を過ぎたころに長さ10~15cmの穂状の花を付ける。開花期にはドクダミに似た匂いを出す。
日曜日, 6月 29, 2025
衛星打ち上げビジネス
H2A50号機は、本日未明打ち上げ成功した。2003年に失敗した6号機を除いてすべての打ち上げに成功し、日本の主力ロケットの信頼性をさらに高めることが出来た。
H2Aの打ち上げ費用は、1回あたり凡そ100億円かかったが、スペースXの「ファルコン9」など、海外のロケットに比べて割高とされてきた。衛星打ち上げビジネスにおいて、より低価格での打ち上げが求められる。
そんな中、次期H3ロケットは、打ち上げ費用半減を目指して開発した。2023年には、1号機の打ち上げが失敗したが、その後5号機まで成功している。
従来のロケットは、打ち上げ後廃棄されているが、再利用技術が加わることで低コストが可能になる。SpaceXは再利用の実用化を目指しているが、日本も実用化に向けて数々のプロジェクトに取り組んでいるようだ。
土曜日, 6月 28, 2025
金曜日, 6月 27, 2025
木曜日, 6月 26, 2025
国際連合
国際連合(国連)は、国際平和と安全の維持、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現を目的に、51カ国の加盟国で、1945年10月24日に設立された。日本は1956年に加盟した。2024年3月時点での加盟国数は193カ国である。
国連の目的は、①国際平和・安全の維持、②諸国間の友好関係の発展、③経済的・社会的・人道的な国際問題の解決のため、および、人権・基本的自由の助長の為の国際協力、の三つである。
国連本部はニューヨーク・マンハッタン島にある。世界平和を祈念して、毎年10月24日には「国連デー」として祝う行事が各国で行われる。
第二次世界大戦が引き起こした鋭い対立や、その後の冷戦によって世界が二分化されたにもかかわらず、国連は今後も忠実に成長を続ける。
水曜日, 6月 25, 2025
新型の無人補給機
JAXAはこのほど、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ新型の無人補給機「HTV -X」の1号機を公開した。
「HTV -X」の輸送能力は、「こうのとり」のおよそ1.5倍に強化され、運べる物資の量は、従来の4トンから5.85トンに向上した。また物資の積載締切は、従来の打ち上げ前80時間から24時間前までとなったため、鮮度が重要な物資の輸送も可能となった。
JAXAでは、「他の輸送機にはないISSを離れた後でも違う目的で利用できるというのも一つ大きな特徴。確実に仕上げて確実に物資を運びたい。」と語っている。
「HTV-X」の1号機はH3ロケットに搭載されて今年度中に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だ。
月曜日, 6月 23, 2025
東京都議選の結果
22日の東京都議選は知事与党(自民、都民ファースト、公明)が、かろうじて過半数を維持した。これは、小池知事の都民ファストは議席を増やしたが、自民と公明が大幅に議席を減らしたからだ。
一方、野党側は立憲民主と共産が候補者の住み分けを行い、議席を伸ばした。この関係は、来る参議院選でも継続される可能性があるようだ。
7月20日に予定されている、参議院選の前哨戦とされる今回の選挙の結果だが、参議院選では、自民党が最大党を維持するだろうが、議席数は大幅に減少するだろうと予測されている。
国会での与野党の力関係が拮抗すれば、より活発な政策議論が期待されて、国民にとっては良い政治環境が整うのではなかろうか。