かくれ里

月曜日, 6月 18, 2018

中国包囲網



中国情勢に精通するノンフィクション作家の河添恵子氏は、「トランプ政権は、12日の米朝首脳会談をもって、北朝鮮問題に1つの区切りをつけ『中国との対峙』に舵を切ったと言える」と話している。
 
 マレーシアのマハティール首相が訪日し、安倍首相と会談したが、中国を念頭に「海洋安全保障分野でも連携する方針」で、日本の考えと一致した。
 
 中国軍は4月にも南シナ海で「史上最大規模」の演習を実施したほか、台湾海峡では攻撃ヘリ部隊が実弾射撃訓練を強行した。台湾は米中双方の利害がぶつかる「発火点」として、戦略的重要性が高まっている。
 
 米国は、覇権主義の中国を「驚異の本丸」とみなし、貿易問題で対立するとともに、南シナ海での「航行の自由作戦」を展開している。トランプ政権はこれからも台湾との関係強化を進めていくだろう。

日曜日, 6月 17, 2018

小惑星について


はやぶさ2は、目指す小惑星「リュウグウ」の上空にまもなく到着する。30億キロに及ぶ宇宙の旅を続けての到達だ。
 
 「リュウグウ」は火星と地球の間にある直径が900mほどの惑星だが、有機物を含んでいる可能性が高いことから今回の対象に選ばれたのだ。
 
 小惑星は、46憶年前に太陽系が誕生したとき、惑星になり損ねた小天体だ。小惑星の場合は原始の状態が保たれているため、「太陽系のタイムカプセル」と呼ばれている。
 
 探査が成功すれば、太陽系の起源だけでなく、地球の生命誕生のなぞの解明にもつながる貴重な情報が得られる。はやぶさ2は2020年末に地球に帰還する計画だ。成功を祈る。

土曜日, 6月 16, 2018

東アジア情勢はどうなる


米朝会談の後、マスコミは様々な反応を示しているが、二人はお互い腹を割った話し合いができたのではないかと思われる。しかし年齢から言っても、多くの修羅場を潜ってきているトランプ氏は金正恩氏より一枚上手だろう。
 
 北朝鮮はこれまでアメリカと中国を股に掛けた外交を取ってきた。もし、今回の会談によって北朝鮮がアメリカの駒になるようなことがあれば、中国にとっては一大事である。
 
 金正恩氏としては、現在の体制は維持しながら経済的援助は欲しいだろう。アメリカは金銭的な援助は日韓がしてくれるだろうと言っている。日本はそれなりの腹はくくっていると思うが、韓国は南北の統一を望んでいるようだ。
 
 しかし、南北の統一は簡単ではないだろう。それよりも南北が拮抗することの方が東アジアの情勢は安定するのではなかろうか。日本の為にもその方が良い。その時には、米中の勢力も拮抗することになるのでは思うのだが。

木曜日, 6月 14, 2018

成人年齢


民法が改正され成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。施行されるのは2022年4月1日からだ。1876(明治9)年以来、約140年ぶりの改正とのことだ。
 
 選挙権年齢は2015年に成立した改正公職選挙法で18歳からと決まったが、この法律の付則で成人年齢の引き下げについても検討するとなっていた。
 
 今回の改正法の付則には、成人年齢の引き下げに伴い、関係のある法律の改正も盛り込まれた。飲酒や喫煙、公営ギャンブルについては、健康被害やギャンブル依存症への懸念から、法律の名前にある「未成年者」を「20歳未満のもの」と改める。
 
 僕が成人したのは1960(昭和30)年だ。1月15日に成人式を迎え、晴れて大人の仲間入りができたと喜んだものだ。しかしそれから60年近く経った現在、日本の人口構成や社会情勢は大きく変わった。だが、「成人」となるのは20歳のままで良いのではなかろうか。

水曜日, 6月 13, 2018

米朝会談


 

昨日はトランプ大統領と金正恩北朝鮮労働党委員長との直接顔合わせが行われた。ここに至るまでには紆余曲折があったが、一応穏やかな会談に終わったようだ。
 
 だが、北朝鮮の完全非核化については今後も話し合いが続くことになるだろう。日本人拉致問題も話題に上がったようだ。これに対し、安倍総理はトランプ大統領に謝意を表明した。今後、日朝の直接会談も可能になったのではなかろうか。
 
 合意文書の署名交換に際し、トランプ氏は「素晴らしい時間を過ごし良い関係を築くことが出来た」としたうえで、金委員長をホワイトハウスに招待する意向を明らかにした。
 
 アメリカ側としては、今後、金正恩委員長がどのような動きをするか注目することになるだろう。次は朝鮮戦争の終結まで持っていけるかどうかだ。万が一、北朝鮮が中国に近づくようなことがあれば、これまでの労力は振り出しに戻るかもしれない。

月曜日, 6月 11, 2018

古墳時代


 2019年の世界遺産登録を目指してスタートラインに立った百舌鳥古市古墳群だが、近畿で唯一世界遺産のない大阪府として登録は悲願だ。偶然かもしれないが、僕たちは昨年暮れから古墳と縁があるのだ。昨年暮れには、飛鳥、百舌鳥、今年になって、佐紀盾列、昨日は馬見丘陵を歩いた。
 
 日本の歴史において、古墳時代と言われるのは三世紀の後半から七世紀頃までとされている。中央集権体制の黎明期で、権力者によって前方後円墳などの大きな古墳がつくられた時代のことで、仏教伝来もこの頃である。
 
 昨日のボランティアガイドさんの説明によると、古墳時代は桜井市にある箸墓古墳が出来た頃から始まって、佐紀盾列、馬見丘陵、その後大阪平野へと広まっていったというのだ。古墳は権力の象徴だったが、時代が下って大きい古墳をつくって権力を示すことはあまり必要ではなくなってきた。
 
 古墳の形も、前方後円墳から帆立貝式や方墳や円墳に変わっていった。馬見丘陵古墳群には天皇陵とされるものはないが、良好な自然環境が残された地域にあって、公園と共によく整備されている。気軽に楽しめて歴史が学べるところだ。

日曜日, 6月 10, 2018

馬見丘陵公園の花々



天気が気がかりだったが園内散策中は大丈夫だった。菖蒲園のハナショウブたちは下見の時にはほとんど蕾だったが、今日は満開で迎えてくれた。折しも69日から11日は、「花菖蒲まつり」の催しがあってにぎやかだった。
 
 「花菖蒲まつり」の催しでは、大道芸のバルーンアートが子供たちに大人気だった。公園館前のステージではピアノやバイオリンの演奏が行われていた。
 
 昼食後、公園館前で古墳ガイドツアーの受付を済ませ、アジサイ園に向かった。入口の道標がユニークだったのでスナップする。ここの園にはかなりの数の紫陽花の花が植えられている。先日長居植物園のアジサイ園に行ったがスケールはこちらの方が大きいようだった。
 
 午後2時になったので再び公園館の前に戻り、ボランティアガイドの方たちの案内で公園周辺の古墳群を巡った。所用時間は1時間半ほどだったが色々な情報が聞けて良かった。午後4時半頃の池部駅発の近鉄電車に乗って、乗換駅の、王寺駅5時2分発のJR快速電車で帰路についた

土曜日, 6月 09, 2018

イオンエンジン



7日に開かれたJAXAの説明によると、小惑星探査機「はやぶさ2」はリュウグウに627日ごろに到着する。ミッションマネージャーの吉川真氏は「はやぶさ2」をリュウグウ近くまで導いた「イオンエンジン」について、極めて安定した運転ができたと述べた。
 
 イオンエンジンは電子レンジなどでおなじみのマイクロ波を使って燃料のキセノンガスを加熱し、イオンの粒子を静電気の力ではじき飛ばしてその反動で進む仕組みだ。4台ある3台を小さな動力で動かしても空気抵抗のない宇宙では加速が可能である。
 
 小惑星リュウグウの大きさは直径1km程度とみられているが、形や自転軸の向きはまだわかっていない。探査機から見たリュウグウを確認しつつ接近していく。到着には精密な誘導が不可欠だ。
 
 地球からリュウグウまでの距離は27億キロも離れているに遠隔操作が出来ているのには驚きだ。「はやぶさ2」は、1年半ほどリュウグウに滞在して、2020年末頃に地球に帰還する予定だ。気の長い話だが多分成功すると思う。

金曜日, 6月 08, 2018

CVID


CVIDは、①完全で、②検証可能な、③後戻りのできない、④廃棄。この四つの英語の頭文字を取ったもので、アメリカが北朝鮮に完全非核化を求めているものだ。
 
 北朝鮮にしてみれば、核を手放した後で軍事攻撃をされたり、体制を転覆されないために体制保障を求めているのだ。要するに、アメリカは信用はできないと言っていたが、6月12日の米朝会談を前にお互いの信頼関係はかなり前向きになったようだ。
 
 日本はアメリカと同じ行動をとってきたが、安倍総理は先ほどトランプ大統領と会って、詰めの話し合いをした。トランプ大統領は、日本人拉致問題は必ず議題に上げると約束したようだが、拉致問題は日朝の直接会談を開催した上での解決になるだろう。
 
 12日の会談がどんな結果になるのか判断は難しい所だが、アジア地域の為には平和的な解決が望ましい。そうなった時には、日本からの北朝鮮への経済援助は大幅に増えることになると思う。

水曜日, 6月 06, 2018

カタール


 中東の国カタールは、ペルシャ湾に面した面積が秋田県ほどの大きさで、人口200万人ほどの小国だが、エネルギー資源が豊富でLNGの輸出量は世界で一番多い。日本も発電用に大量に輸入している。カタールは近年めざましい成長を遂げている国だ。
 
 一年前、サウジアラビアなど中東の6ヶ国が突然カタールとの国交を断絶した。テロ組織を支援しているというのがサウジアラビアなどの言い分だが、背景には、中東地域でのサウジアラビアとイランの激しい覇権争いがある。
 
 サウジアラビアなどは、関係修復の条件として、イランとの関係縮小、カタールに本社を置く衛星テレビ局「アルジャジーラ」の閉鎖など13項目の履行を要求しているが、カタールはこれらの要求に対して「主権の侵害だ」として拒絶している。

  しかし、解決のカギはアメリカが握っているようだ。トランプ大統領はサウジアラビアなどと共にイランの封じ込めに躍起になっており、アラブの内輪もめは困るとして間を取り持とうとしている。だがカタールは、海底ガス田を共有するイランとの関係を断ち切れない事情もあって、関係修復は簡単ではなさそうだ。