かくれ里

木曜日, 8月 16, 2018

遺骨収集事業


終戦から73年になる今も凡そ112万人の遺骨が戦地に残されままだ。厚生労働省は海外諸国に放置されたままになっている第二次世界大戦における戦没者の遺体を捜索し収容して日本に送還する事業を行っている。
 
 厚生労働省の調査によれば、2009年3月現在日本に送還された遺体は約125万柱になっている。2009年か始まった民間団体「空延隊」の活動に対しては、遺族側から収集方法が不適切である旨の指摘があった。
 
 2016年には新たな法律が施行され、国の責任で終戦から80年となる2025年まで集中的に遺骨の収集を行うとしている。遺骨の帰りを待つ遺族が高齢化する中で、収集を急がねばならないが、戦地から帰ってきた人たちの聞き取りだけでは限界があるとして、海外からの情報収集も重点的に調べ、資料の分析をしているようだ。
 
 今後の課題は、収集を行う担い手の確保だ。学生ボランティアもなかなか集まらないそうだ。学生が短期間でも参加できる仕組みを作ったり、退職後のシニア層に働きかけることも必要ではないかと言われている。国は責任を持って、遺骨収集の担い手を確保する必要があるだろう。

水曜日, 8月 15, 2018

この世界の片隅に


今日は73回目の終戦記念日だ。全国戦没者追悼式では、黙とうの後、天皇皇后両陛下からお言葉を賜った。続いて衆参両議院議長と最高裁判所長官が追悼の言葉を述べられた。
 
 先の戦争では、多くの命が失われた。戦時中の時代を実際に経験した人は少なくなったが、映画やドラマではその時代を克明に伝えているので、戦争を知らない人たちにも伝わっていると思うが、それぞれ、感じ方は違うだろう。
 
 一昨日、このブログに書いた『この世界の片隅に』の評判が良いので、AmazonでDVDを注文したら本日届いたので早速観た。物語の舞台は広島県呉市である。主人公「すず」の生きざまを通して戦時中の生活の様子を表現している。
 
 昭和20年の4月に僕たち家族は呉に疎開した。原爆投下の折のキノコ雲の描写のシーンは僕の記憶と同じだった。観終わって、戦争は絶対すべきものではないと思ったが、今も世界のどこかで戦争は行われているのだ。

火曜日, 8月 14, 2018

宇宙軍


アメリカのトランプ大統領は宇宙軍の創設を指示した。米政府の計画では、前段階として空軍の宇宙分野を独立させ宇宙軍を設置するとともに、国防総省に次官補を置くとしている。
 
 ペンス副大統領は9日の演説で、2020年までの創設を目指すと表明した。陸・海・空・海兵隊・沿岸警備隊に続く6番目の軍となるが、議会の同意が必要だ。
 
 ペンス氏は宇宙での安全保障システム整備に向け、今後5年間で総額80億ドルの追加支出を求めた。しかし、議会や米軍内には難色を示す向きもあって、構想実現には曲折も予想される。
 
 米議会予算局によると、米国の財政赤字は2020年度までに1兆ドルを超える見通しだ。宇宙軍創設のヒマはあってもカネはない。そうなると考えられるのは、「同盟国」を理由に日本に負担を求めてくるのではという、うがった見方もあるようだ。

月曜日, 8月 13, 2018

コトリンゴ


「コトリンゴ」こと本名三吉里絵子は、1978年生まれの40歳。アメリカのバークリー音楽大学で学位を取得。卒業後、J-POPの音楽家として活躍している。
 
 「コトリンゴ」という名前は、大好きな小鳥と毎日食べていたリンゴを合わせてできた名前だそうだ。2016年に映画『この世界の片隅に』の音楽を担当し、様々な賞を受けている。
 
 僕が「コトリンゴ」を知ったのは、ラジオ深夜便で「悲しくてやりきれない」を聞いてからだ。この曲はサトウハチローの詩に、ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦が曲を付けたものだ。彼女の独特な歌い方が気になって「コトリンゴ」で検索してみたのだ。
 
 悲しくてやりきれない tps://youtu.be/E0PPGu28jHU

  ところで、映画『この世界の片隅に』は   こうの史代 の漫画を映画化した長編アニメーション映画だが、上映が600日以上続くロングランになっている。累計動員数は209万人、興行収入は27億円を突破し、世界60以上の国と地域で上映されている。製作の資金をクラウドファンデングで一般から調達したことでも良く知られているようだ。  

日曜日, 8月 12, 2018

日米通商協議


日米の通商協議(FFR)が9日、ワシントンで行われ、日本側の茂木経済再生相と米側からライトハイザー通商代表との間で議論した。日本側はTPPへの復帰を求めたが、米側は日米二国間の通商協定を求めた。初日は双方が立場を確認し会って終了した。
 
 アメリカはいま自動車の輸入に20%の高額の関税をかけることを検討している。日本からアメリカへは年間170万台規模の輸出をしている。20%の関税がかかれば車一台66万円の負担が増えることになるので、何としても抑えたいところだ。
 
 茂木経済再生相は二日目の会合の後、日米双方が貿易をさらに拡大させる重要性を認識していると指摘。ライトハイザー代表とは幅広い分野について意見を交換し、その上で双方の共通認識に基づき協力分野を拡大することで一致したと述べた。
 
 茂木経済再生相はさらに、9月をめどに次回の会合を開催することを明らかにした。

土曜日, 8月 11, 2018

日本型リーダーシップ


鴻海グループ副総裁からシャープの社長に就任した戴正呉氏が率いるシャープの、2017年度の決算は4年ぶりに黒字決算に転換した。
 
 戴社長は、シャープの本社機能を堺工場内に移転する際に、創業者の早川徳治氏の銅像も旧本社から移設し、出勤時には一礼を欠かさない。それほどに早川徳治氏を尊敬し、経営信条を継承しようとしている。
 
 8月3日の社長メッセージで、八尾工場での冷蔵庫生産を来年9月までとし、白物家電の国内生産から撤退する。栃木工場での液晶テレビ生産も年内に打ち切って海外生産に切り替え合理化を図ると説明した。
 
 戴正呉社長の「経費節減」は徹底している。社長の住まいはシャープの社員寮だ。「清貧」に徹する姿勢がシャープ社員から信頼を寄せられる源泉になっている。戴社長のリーダーシップは,鴻海流で有言実行する「日本型リーダーシップ」のようだ。

金曜日, 8月 10, 2018

キャッシュレス化


現金のやり取りなしで決済する「キャッシュレス化」が世界的に進んでおり、民間消費に占めるクレジットカードとデビットカードの割合は世界では40%に上っている。日本では17%程度だ。現金決済を好む文化が根強く、ATMなど金融インフラも整備されており現金決済が便利だからだ。その上、治安も良い。
 
 しかし、2020年の東京オリンピックなど、外国人観光客向けにキャッシュレス環境を整える目的もあり、経済産業省は今年4月に、2027年までに民間消費のキャッシュレス決済を40%程度にする目標を定めたようだ。
 
 ソフトバンクとヤフーは日本国内でキャッシュレス決済の普及を促進することを目的に合弁会社PayPay(ペイペイ)を設立し、バーコードやQRコードを使って決済ができる『スマホ決済サービス』を開始することになった。
 
 キャッシュレス化には、現金を持ち運ばなくて良いだけでなく、取引記録のデーター化でお金の管理が容易なるなどのメリットがあるが、個人情報漏洩のリスクもある。セキュリティー対策のことも併せて考える必要があるのでは。

木曜日, 8月 09, 2018

日銀の動向


日銀は2013年4月に、新たな金融緩和の枠組みとして「量的・質的金融緩和」を導入した。この時の黒田総裁の説明では、2%の物価上率の目標達成時期を2年程度の期間を念頭に出来るだけ早期に実現するとしていた。
 
 しかし5年経った今も物価上昇率2%は達成できていない。物価目標の達成は2021年以降になる見込みで厳しい戦いが続くようだ。
 
 これまでの異次元緩和によって長期金利はすでにゼロ%程度で追加緩和の余地はなく、緩和の長期化による副作用が積もっている。金融機関からは「この金利水準では儲からないから何とかしてくれ」と常日頃愚痴を聞かされている。
 
 黒田総裁は7月30・31日の金融決定政策会合で「金融政策を柔軟化する」「緩和長期化が金融機関に与える副作用の対策を検討する」などと報じられた。だが副作用の対策と言っても具体的なことは何も出てこないのがほとんどだ。

水曜日, 8月 08, 2018

自民党総裁選挙


9月に開催予定の自民党の総裁選挙は、党員と党所属の国会議員の投票で決まる。これは党の総裁を決める自民党内の選挙だが、今回は、事実上、日本の総理大臣を決める選挙だ。
 
 この選挙には、3選を目指す安倍総理と石破元幹事長、それに野田総務大臣が立候補を考えているようだ。3人とも今のところ正式に立候補を表明していないが、自民党所属の国会議員の間では安倍3選支持でまとまっているようだ。
 
 今月の世論調査によると安倍内閣の支持率は、「支持する」と「支持しないが」共に41%で拮抗している。国民は自民党内の内向きの選挙ではなく広く関心の持てる政治を望んでいる。
 
 選挙の結果は、おそらく安倍総理が3選を果たすことになると思うが、国内外共に課題の山積する現代だが、僕は、日本のかじ取りは安倍氏に任せることが最善だと思う。

火曜日, 8月 07, 2018

全国高等学校野球選手権大会


毎年8月に開催される高校球児による野球の全国大会は今年第100回を迎えた。大会の出場校は6月から7月にかけての地方大会で決まる。今回は史上最多の56校が選ばれた。
 
 正直なところ僕は野球競技にはあまり関心がないのだ。プロ野球の選手の名前も殆ど知らない。高校野球もテレビ観戦はあまりしない。特に夏の大会は仕事が忙しくて野球観戦どころではなかった。
 
 ところが今年は事情が違った。7月末から8月初めにかけてエアコン工事などで身体に負担をかけた。結果、持病の脊柱管狭窄症が悪化したようだ。歩行不能となって高校野球のテレビ観戦で気を紛らせた。
 
 選手たちの活躍も見ごたえがあったが、応援席の生徒たちの応援風景も素晴らしかった。今年の優勝校はどのチームになるのかはわからないが決勝戦まで注目していよう。しかし、いつまでもテレビ観戦している訳にはいかないのだ。明日からは仕事に復帰しようと思っている。