かくれ里

金曜日, 9月 19, 2025

HAPS(ハップス)

 

先日、このブログに「スターリンク」の事を書いた。イーロンマスクのスペースX社は、地上約200km~2000kmの低軌道に、多数の衛星を打ち上げて通信を行う計画だ。 

HAPS(ハップス)は、地上から約20kmの成層圏に、無人飛行機や気球を長期間滞在させ、そこから通信サービスを提供する方式だ。低軌道衛星より地表に近いため、遅延が少ない通信が提供できる。 

しかし、1機でカバーできる範囲が半径100~200km程度と衛星より狭くなる。又、運用期間が短くそのため運用コストが課題になる。 

ソフトバンクとNTTは2025年度中の日本国内での実用化に向けてHAPSの開発を進めている。総務省でも、今後のことについて議論が行われているようだ。