かくれ里

日曜日, 12月 03, 2006

芸能花舞台

 芸能花舞台というテレビ番組がある。様々な日本の古典芸能を放送している。放送時間はBShiで日曜日の朝6時から6時45分までの早朝番組だが、なるべく観るようにしている。

 12月3日は「幻の名手初登場」と題して、日本舞踊の芸に日夜研鑽して齢八十を越えても、その芸に磨きがかかる、女性舞踊家二人の芸と人の紹介があった。花柳福邑(はなやぎ ふくむら)さんは、大正11年生まれの84歳で、舞踊・清元「鳥刺し(とりさし)」を踊られた。藤間勢三(ふじま せいぞう)さんは、大正12年生まれの83歳で舞踊・清元「玉屋(たまや)」を披露された。お二人ともとても80歳以上とは思えない立ち居振る舞いには驚いた。

 お二人へのインタビューで健康の秘訣はと聞かれて、二人は口を揃えて「毎日踊っていることかな」と言っておられた。やはり芸でも仕事でも、何でもこつこつと継続することが健康のためにもなるのかなあと考えさせられた。

 芸能花舞台は教育放送でも再放送があるようだが、やはりハイビジョンで観るときれいである。先週の放送は9月24日に逝去した文楽人形遣いの人間国宝、吉田玉男(よしだ たまお)さんの芸と人を偲ぶ番組だった。これから放送の番組は、12月9日が「操り三番叟」、16日が「江戸下級武士の生活」、23日が「伝統の至芸・宮城能造」となっている。

2 Comments:

At 12/04/2006 7:47 午後, Anonymous 匿名 said...

体調を崩されたとか。お大事になさって下さい。過信は禁物です。心は若いつもりでも、体力は落ちてることは確かですから。(と、自分にも言っております)

ところで、なかなか渋いものを観ておられるのですね。
私も、今日、元勤めておりました会社のOB会に出席しました。80歳から60歳までのメンバーです。70歳、80歳でもおっしゃる通り、元気の秘訣は、「何かを夢中に追いかける気力を持っている」方であり、共通するキーワードです。

 
At 12/04/2006 9:22 午後, Blogger 慶喜 said...

 ありがとうございます。昨日一日ゆっくりさせてもらったので、どうやら元の体調に戻ったようです。やっぱり年ですかね(笑)。

 日本の伝統芸能は色々ありますが、本当はどれも良くわかりません。それでも、見聞きしていると何となく落ち着くんですよ。

 

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