次世代の薄型テレビ
薄さ3ミリという、極限のうすさのディスプレイが登場した。有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)と言うもので、主にディスプレイや照明としての活用が期待されている。
有機ELは、従来の液晶やプラズマと比べて軽く、画面が薄く出来るのが特徴。電気を流すと発行する素材で、画面の鮮やかさを示す明暗比が液晶の200倍あるなど画質が高く、軽量・薄型化が出来る。
ソニーは年内にこの有機LEを使った次世代薄型テレビの量産に乗り出すという。当面画面サイズは、11型の小型サイズで月産1000台前後の生産とのこと。この種のテレビの量産化は世界で初めてで、液晶・プラズマの薄型テレビ市場で、次世代をにらんだ競争が本格化する模様だ。
販売価格は未定だが、液晶テレビの2~3倍程度になる模様。有機ELテレビのコスト競争力には課題が残るが、ソニーはこの次世代テレビで先行しようとの考えだ。最薄部で厚さ1センチ以下の27インチ型の開発も進めているようだ。
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