偽
今年はテレビのニュースで企業のトップが頭を下げている姿を良く見かけた。一連の食品偽装が発覚した企業のダメージは想像を絶する。これらは氷山の一角かも知れない。
日本漢字検定協会が毎年「今年の漢字」を募集する。今年も12日に京都清水寺で披露された。今年は偽装の「偽」に決まったようだ。年金問題や防衛省の汚職事件などもあり、国民がだまされた格好である。
昨年の漢字は、「悠仁さま」のご誕生などがあって、「命」が選ばれた。しかし、今年は暗い世相を反映して、このような事になったのだと思う。
「偽」は人偏に為と書く。「災い転じて福となす」ではないが、来年はお互いが、人のためを考える事が出来るような世の中に成れば良いと考えるのだが・・・・・
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