かくれ里

日曜日, 6月 17, 2012

今年60のおじいさん


起床前に寝床の中でラジオを聴いていたら、村の渡しの船頭さんは 今年六十のおじいさん 年をとっても お船をこぐときは 元気いっぱい ・・・・ と流れてきた。子供のころによく口ずさんだ童謡の「船頭さん」だ。この歌を聴いていて、ちょっと違和感を覚えた。

この歌が発表されたた頃は、60歳と言えばおじいさんだっただろうが、現在ではバリバリの働き盛りだ。おじいさんのイメージは80歳を過ぎてからだ。それだけ寿命が延びたのだから喜ばしいことだろう。

しかし、高齢者が増えてそれを支える若者が減少している社会情勢では、これからの時代を楽観ばかりしてもおられない。介護・医療に関する国家予算は増えるばかりだ。未来を担う若者たちの負担を抑えるためにも、高齢者は健康でなければならない。

 僕も、おじいさんと言われてもいい歳になった。でもそんな実感は全然ない。確かに体力が減退しているのは感じるが、気持ちは50歳台だ。今のところ医療機関とは無縁だ。とはいうものの、先日、市バスに乗った折に席を譲られた。やはり、おじいさんなのかな。