有効活用
東日本大震災跡の瓦礫の処理が問題になっているが、植物生態学者の 宮崎 昭氏は、瓦礫を活用した森づくりを提案している。宮崎先生は現在84歳だが非常にお元気だ。精力的に植樹活動を指導されておられる。
1970年ごろから、土地本来の植生をポット苗を用いて植える方法によって環境保全の森づくりを成功させている。そして、宮崎方式と言われる森づくりが盛んになっている。
海外においても、熱帯雨林再生プロジェクトに参加し、マレーシアでは再生不可能とされていた森を再生させた。中国の万里の長城でも、モウコナラの植樹を行うプロジェクトを進めている。
東北の被災地の跡にも瓦礫を活用した大規模なプロジェクトを提案されている。細川元総理大臣も、大いに賛同されて野田総理にも進言されている様だ。野田総理も前向きに進める思考を示したと言う。
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