かくれ里

水曜日, 12月 26, 2012

野田佳彦


昨日の民主党の代表選挙で海江田万里氏が選ばれた。今日は、現内閣が総辞職して、自民党、第二次安倍内閣が誕生する運びである。これで野田佳彦氏は文字通り無役の一代議士になる。
 
12月21日の「総理のブログ」で、野田氏は国民に挨拶をのべている。「昨年9月に発足した野田内閣は平たんな道のりではなかったが、政権を預かる重責を懸命に担ってきた。政治生命をかけて挑んだ社会保障・税一体改革等、いずれも道半ばであるが、着実に前へ進めてきました」。
 
就任以来、海外の首脳81人と延べ131回の首脳会談を重ねた。特にオバマ大統領との7回の会談は、日米同盟を深める上で印象深いものだった。経済外交も進展してきている。次の政権においても、これらの諸課題について前に進めていただきたいと語っている。
 
 野田氏は、総理大臣在任482日の間、国民の為に全力投球してきた。やっとその重責から解放される。しばらくゆっくり休息されて、再び政界で良識ある政治に邁進されることを切に願う。