二・二六事件
二・二六事件は、昭和11年2月26日から2月29日にかけて、日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが、1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こしたクーデター未遂事件である。=ウィキペディアより=
第2次世界大戦前、大恐慌によって労働者や農民は、経済破滅のふちに追いやられていた。農民出身の陸軍青年将校らは右翼の大物、北一輝による理論武装を信じ、国家の大改造をもくろんだクーデターだったが、読みが浅く失敗に終わった。
この事件で、高橋是清大蔵大臣、斉藤實内大臣たち数名が犠牲になったが、クーデターの首謀者たちは殆どが死刑になった。
その後、軍上層部でファシズム化が進み、政府もその流れに乗せられて泥沼の戦争に突入することになるのだ。
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