かくれ里

水曜日, 10月 08, 2014

ハイレゾ


 

最近、「ハイレゾ」という言葉を見聞きするようになった。ハイレゾとは、ハイレゾリューション・オーディオの事で、テレビがSD画質からハイビジョンとなり、さらに4Kへと進化しているのと同じような流れが、オーディオの世界でも始まっているようだ。

 

ハイレゾ音源は、音楽CDやDADを越える情報量をもつデーターの事で、レコーディングの際に音の強弱を高速に細かく分解して記録するので、元々の音をより正確に再現できる。

 

音楽CDが規格化された1980年当時は、可聴帯域であるとされている20Hz~20KHzをカバーできればよいと定められた。ところが最近では、20KHz以上の聞き取れない音も再現することで、サウンドの空気感を伝えリィアリティーが増すと言われてきた。

 

ハイレゾ音源は、CDの3倍~6倍の情報量を持つため、インターネット上で販売・配信が行われる。従って、パソコンとハイレゾ音源対応のオーディオ機器が必要だ。対応機器は、パナソニック、ソニー、その他の専門メーカーから発売されているが、いずれも高価だ。音楽マニヤは手を出すかも知れないが、果たして一般市場で受け入れられるだろうか。