かくれ里

土曜日, 11月 01, 2014

伝導句集



毎月の初めに、心月院住職の児島正龍さんが書かれた「伝道句集」の中より一句ずつ掲載させていただいているが、どの句も考えさせられるものばかりだ。この句集には全部で156句おさめられている。今回はその一部を紹介します。 

l  十分な誠意が心を動かす

l  目は高く頭は低く心は広く気は長く

l  童心を忘れない初心を忘れない

l  渋柿の渋がそのまま甘さかな

l  他人をそしれば我が身に返る

l  心が円いと姿も美しい

l  からっぽのバケツほど大きな音を立てる

l  鐘は一つだが音はどうにでも聞かれる

l  花よりも花を咲かせる土になれ

l  高嶺の花を羨むより足元の豆を拾え

l  あわてるな昔はみんな歩いてた

l  身に付けた知恵は一生の宝

l  便利も過ぎれば不便のもと

l  足で歩こう心でみよう