内閣改造
昨日、第3次安倍内閣が発足した。麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、甘利経済財政担当大臣を含む9人の閣僚を留任させ、政権の骨格を維持し、安倍政権の奏でる一億総活躍社会に向けた安定した内閣を目指す。
安倍総理は来年夏の参議院選挙を戦うことが念頭にあるようだ。自らの政権運営に自信を持っている。これまでの実績を踏まえ、この布陣を変える必要はないということだろう。
又、前回の改造の時は、目玉として登用した二人の女性閣僚が政治とカネの問題が発覚して発足まもなく辞任した。こうした事態を避けるには人事を最小限にとどめるのが得策と考えたからかも知れない。
しかし、自民党には入閣適齢期の議員が70人以上いる。こうした者たちへの配慮も考えなければ政権への批判に向くかもしれない。こうした不満を最小限に抑えることが長期政権を可能に出来るかだろう。
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