かくれ里

火曜日, 12月 15, 2015

パリ協定



フランスに世界中の関係者が一堂に集まって開催していた地球温暖化会議(COP21)は、13日の全体会議において、途上国を含むすべての国が共調して削減に取り込むことの枠組みが「パリ協定」として決まった。
 
この協定は法的な拘束力を持つ枠組みで、世界全体の温室効果ガスの排出量を出来るだけ早く減少に転じさせて、今世紀後半には実質的にゼロにするよう削減に取り組むことになった。
 
さらに、すべての国は5年ごとに温室効果ガスの削減目標を国連に提出し、対策を進めることが義務づけられ、実績については専門家の検証を受けることになる。
 
途上国への資金支援についても先進国は資金支援の状況を2年ごとに報告する義務が盛り込まれた。また、経済力のある新興国なども自主的に資金を拠出できるとしている。