太平洋戦争とは
1941年(昭和16年)12月8日、日本海軍は、アメリカ空軍が多数駐留するハワイの真珠湾を奇襲した。なぜ奇襲をかけることになったのだろうか。この攻撃によって始まった戦争は、昭和20年8月まで続いた悲劇の始まりだった。
第一次世界大戦後の世界恐慌のあおりを受けて、ファシズムに走っていたドイツナチス党のヒトラーがポーランドに侵攻。ポーランドと同盟を結んでいたイギリス、フランスがドイツに宣戦布告して、第二次世界大戦が始まった。
日本は、ドイツ、イタリアと手を組み、三国軍事同盟を結んだため、イギリスを支援するアメリカから経済制裁をうけることになり、石油などの燃料や鉄などが入らなくなった。燃料が無くては戦争にならない。
日本陸軍は資源を求めて東南アジア方面に侵攻する。アメリカは中国からの日本軍の撤兵や日独伊の同盟破棄等の日本が到底のめない条件を突き付けてきた。時の総理大臣東条英機は、ついに真珠湾のアメリカ空軍を攻撃。太平洋戦争が始まった。
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