二次災害を防ぐ
熊本・大分での強い地震が続いている。これだけ強い地震が連続して起きると、ある程度耐震性のある建物でも耐えられない。今後そんなに大きな地震でなくても壊れたり、潰れたりする恐れがある。
そうした建物の危険性を判定する「応急危険度判定士」の資格を持った人が全国に10万人以上いるそうだが、これらの人が出来るだけ早く、被災地の建物すべてを判定して二次災害を防いでほしいと思う。
被災者の中には高齢者も多く、疲労やストレスで体調をくずしている人も多いだろう。車の中で避難生活をしている人もある。これから先このような人々がエコノミークラス症候群などで亡くなられる方もあるのではないだろうか。
長野県中越地震では地震による直接の被害者よりその後に亡くなられた人の方が多かったそうだ。避難所や車の中で避難している方たちは時々身体を動かして、水分の補給をすることが大切だ。お互いに注意しながらこれ以上犠牲者が出ないようにしてほしい。
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