石原裕次郎
映画俳優として、歌手として活躍した石原裕次郎が亡くなって30年近くなるが、今日17日は彼の命日だ。元女優のまき子夫人との間に子供はいない。実兄は作家であり東京都知事を4期務め、運輸大臣などを務めたことのある国会議員の石原慎太郎氏だ。
慎太郎氏の長男・3男も自民党所属の国会議員として活躍されている。次男も俳優・タレントとしてテレビでよく見かける。そんなわけで、石原家は由緒ある家系かと思ったが、兄弟の父親は普通のサラリーマンで、二人は戦後の中流階級に属する家庭で育っている。
石原慎太郎氏は、大学生時代から文筆活動をはじめ、昭和30年に『太陽の季節』で芥川賞を受賞した。この作品は映画化されて、裕次郎は端役で出演した。その後の活躍はご存知の通りだ。
その後数々の映画に出演し、いずれも大ヒットしている。歌手としても数々のヒット曲があるが、紅白歌合戦には一度も出演していない。1963年には石原プロを設立し、テレビ映画・ドラマなどで活躍したが、昭和62年7月17日に病没した。享年52歳。
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