代替フロン
オゾン層を保護するための国際的な取り決めであるモントリオール議定書に基づいてフロン類の製造が禁止され、現在、冷蔵庫やエアコンの冷媒にはオゾン層の破壊能の低いHFCが代替フロンとして使われている。
しかし、代替フロンも地球温暖化の原因になる温室効果ガスで、一酸化炭素の数百~1万倍以上もあるそうだ。HFCはオゾン層を破壊しないということでは環境に優しいフロンだが、気候変動防止のためには削減の対象になっている。
こうした中、アフリカのルワンダで開かれている「モントリオール議定書」の国際会議で14日、「HFC」を新たに規制の対象に加える改正案が提示され採択に向けた最終調整が行われているようだ。
我々がエアコン工事で使っている冷媒用のフロンガスは、HFC-32に代わってまもないが、これがまた変わるのであれば大変だ。改正案が採択された場合、日本国内の法改正なども必要となり大混乱することになるだろう。
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