本日の誕生日の花はセンブリだ。ドクダミ、ゲンノショウコとともに日本の三大民間薬の一つとされている。センブリは昔から胃腸薬として使われてきた。
センブリの名前は、植物体を煎じて「千回振り出してもまだ苦い」ということからついたようだ。名前の由来から、苦みが非常に強く、最も苦い生薬とされる。
センブリは日本の他、朝鮮半島から中国にかけて自生する二年草である。タネまき後、春に芽生えた苗は、小さなロゼットの状態で冬を越し、2年目から茎が伸びて8月から11月にかけて星形の白い花を多数咲かせる。
センブリ属には80腫ほどあって、切り花などの観賞用に栽培されている物もある。花の色も白以外に何種類かあるようで、紫色のハナセンブリ(ムラサキセンブリ)が良く知られている。
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