かくれ里

日曜日, 11月 22, 2020

加賀屋新田会所跡

同業のTさんと自転車で、住之江区南加賀屋の加賀屋新田会所跡へ行ってきた。所在は承知していたが、中に入るのは初めてだ。ここの紅葉が見事だと聞いていたので一度は行ってみたかったのだ。


中に入ると、美しい日本庭園と立派なお屋敷があり、よく整備されている。ここは300年ほど前に、大和川が今のように大阪湾にまっすぐ流れるように付け替えられたことで、河口には上流から運ばれてきた土砂が堆積し、そこを順次埋立て出来たのがこの新田だ。

   新田会所とは、開発した新田を管理するところで、ここは、1750年ごろに加賀屋甚兵衛という人が、自分の開拓した加賀屋新田を管理する場所と居宅を兼ねた屋敷として建てられた物だ。

   僕たちは、午後2時頃より約1時間ほど、のんびりと庭園や建物内を見物した。入場料は無料だったが来場者は我々を含めて10名ほどだった。