かくれ里

火曜日, 11月 24, 2020

ロボット宅配便

 

ロボットが郵便や食料品を配達してくれる時代がやってくるかもしれない。高齢化が進む地域への配送、いわゆる「買い物難民」対策に役立つのではないかと期待されているのだ。人出不足の解消のためでもある。

   配送ロボットと聞くと、ホテルの中や商業施設の駐車場まで荷物を運ぶロボットを想像するが、このロボットは街に出て、家まで配達するロボットで、実証実験を複数の事業所が始めている。

   日本郵便は、先月、都内の郵便局の周辺の道路をロボットが走って小包を運ぶ実験を実施したようだ。楽天も来月から横須賀市で宅配ロボットの実験を行う予定のようだ。

   一連の実験を通じて街中を安全に走るための課題を洗い出すことが重要だろう。これらのロボットにはカメラやセンサーが搭載されている。また、遠隔で人間が監視をし、不測の事態にも対応できる設計のようだ。