渋沢栄一
今年のNHK大河ドラマ「晴天を衝け」。そして2024年発行予定の1万円札の顔として登場する“渋沢栄一”は、「日本資本主義の父」と呼ばれているが、彼のことはほとんど知らなかった。
彼は、幕末に農家の子として生まれた。江戸から明治にいたる、日本が激変する動乱期において、強運を持った人生を過ごした。農民の子が武士になりたいとと望み、尊王攘夷派となったが、一転して一橋家の家臣となった。ついで、フランスに渡り西洋の文化や経済構造を学ぶ機会を得た。
日本に戻って大蔵省の役人になったが、しばらくして役所を辞めて、ずっと望んでいた実業家となり、多くの会社、銀行、病院、大学、療養施設などを立ち上げた。
渋沢栄一は、昭和6年11月11日、91歳で永眠した。時代は違うが、彼の生涯から学ぶことは多いが、いかなる時代にあっても、誠実に努力し志をつらぬくこと。そして仁愛の精神で時代をのりこえていくことだろう。
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