台湾問題
菅総理は来週アメリカを訪問してバイデン大統領と首脳会談を行う。この折に台湾問題をめぐり日米の連帯についてどこまでできるかが話し合われるといわれている。
台湾は1945年に日本の無条件降伏を受け、中華民国の施政下に編入された。1950年内戦敗北したため、中華民国は台湾を事実上の本土とした。
その後、日本もアメリカも中国との国交を正常化して以来、台湾との外交関係を断絶した。中国は「一つの中国原則」で、台湾は中国の不可分の一部であると言い切るが、アメリカは曖昧な戦略を取っている。
日本は、中国の主張を理解し尊重する立場だが、もし、台湾有事が起きた時の影響はアメリカより大きい。今後日米の連携で台湾の平和と安定が維持できるかが、日米首脳会談の焦点になるだろう。
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