かくれ里

土曜日, 8月 23, 2025

TICAD

 

TICAD(アフリカ開発会議)は、1993年から日本政府が主導して開いてきた国際会議で、3年に一度開かれている。9回目となる会議が、8月20日から3日間、横浜市で開かれた。 

石破総理は、「アフリカの人的資源、物的資源を日本の成長と世界の繁栄にどうつなげていくか、議論したい」と述べた。 

当初TICADは、日本がアフリカとの連携を強化しようと、開発援助に重点を置いていた。その後、天然資源の価格高騰などによって、アフリカ各国が経済発展を遂げると、「援助から投資」へと変化し、民間企業によるビジネスチャンスの拡大が注目されるようになった。 

こうした中、中国や韓国、ロシアなども相次いでアフリカとの国際会議を開くようになった。このうち中国は、インフラ建設や巨額の融資を続けて結びつきを強めている。