料理は脳を活性化する
脳科学の権威、東北大学の川島先生が面白い記事を書いておられる。最近の研究成果で、料理を作ることが脳を鍛えて認知症の予防になることがわかったそうです。
人間の前頭前野を活発に働かすためには三つの方法がある。一つ目は「読み・書き・計算」。二つ目はだれかと一緒に何かをするコミュニケーション。三つ目は目的をもって手や指を使うこと。日常生活で、この三つに料理が当てはまると言うのです。
すなわち、①料理のプランを考える時、②食材を切っている時、③炒めたり焼いたり煮たりしている時、④料理を器に盛りつけている時、など、料理にかかわるいずれの局面でも前頭前野を活性化している。
医学界では、よく「女性が料理をしなくなると認知症になる」と言われているようですが、毎日毎日家族のために料理をすることは、脳のトレーニングをしているのと同じことだそうです。僕も趣味で料理をすることがあるが、これからも続けようと思っている。
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