かくれ里

金曜日, 4月 25, 2008

賞味期限と消費期限


 スーパーなどで食料品を買う時、品物によって「賞味期限」と「消費期限」の2種類で表示されている。一見同じように思えるがよく分からないので、ネットで調べてみた。

 「消費期限」とは、弁当や惣菜など製造してからおおむね5日以内に消費する食品が対象で、安全に食べられる期限のことである。それに対して、「賞味期限」とは、缶詰やレトルト食品など、製造してから6日以上日持ちのする食品に表示されている。

 食品の日付表示は、かっては「製造年月日」で表示していたが、1995年4月からこのような表示方法になった。農林水産省所管のJAS法と厚生労働省所管の食品衛生法で統一した定義で施行されている。

 昨年は、有名ブランドの食品メーカー各社が、偽装表示を指摘されて大打撃を受けている。消費者保護の為に出来た法律だと思うが、製造元にとっては大きな負担を強いられることになっている。一昨日、「2009年度には『消費者庁』を創設する」と福田首相が言明したが、業界への規制が強まるのではないかと危惧する声もあるようだ。