かくれ里

月曜日, 6月 30, 2008

みすゞのうた


 金子みすゞはあまりメジャーな詩人ではないけれど、僕は大好きである。普通なら見過ごしてしまう角度からの視点で物事を捕らえているみすゞの詩には感動を覚える。明治末期から昭和初期までの26年間は、彼女にとってはとても生きにくい時代であっただろうに、こんなにみずみずしい作品を残したのだから、すごいと思う。

 作曲家の浜圭介氏も金子みすゞの大のファンだそうである。彼は、彼女の詩に深い感銘を受けて、その想いをメロディーにしました。浜圭介と言えば、「舟歌」「雨の慕情」「北空港」はじめ数々の名曲を世に送り出している昭和を代表する作曲家である。

 今回リリースされたCDの題名は「みすゞのうた」で、歌謡曲にあらず、佐渡 裕が指揮するフルオーケストラをバックに、ソプラノの 佐藤しのぶ と、テノールの 佐野成宏 が美しく歌い上げる上品な作品に仕上がっています。

 他にも金子みすゞの詩に曲をつけたCDが発売されていて、それも持っている。金子みすゞにハマってしまったが、他人に迷惑をかけるわけではないので、これからもみすゞファンでありたいと思う。 

2 Comments:

At 7/01/2008 6:45 午前, Anonymous 匿名 said...

おはようございます。かねこみすずはロマンがあって身近に感じますね!テレビでドラマを初めてみた時は感動しました

 
At 7/02/2008 9:05 午後, Anonymous 匿名 said...

ご無沙汰致しております。
「金子みすゞさん」・・・名前は何処かで聞いたことはあるのですが、どんな方なのか私は知りませんでした。
ネットで作品の一部を見ましたが、優しい心が温まる作品ですね。
相田みつをさんの作品にも似ていて・・・好きになりました。
今度、本屋で探してみます。

 

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