釆女祭
毎年、中秋の名月の日に猿沢池で執り行われる「釆女祭」を見物に行ってきた。今年は、日曜日だったので、いつもの年より多くの人出があって大変賑わっていた。
午後5時から花扇奉納行列があって、天平衣装をまとったミスうねめ、ミス奈良や数十人のお稚児さんたちが市内を練り歩いた。猿沢池畔の釆女神社では、花扇奉納の神事が執り行われていた。やがて北東の空に満月が輝く頃、厳かな雅楽の調べと共に2隻の管弦船が猿沢池を巡った。
同行のTさんとJR奈良駅に着いたのが2時半過ぎだ。祭りまでの時間に、ならまち界隈を散策した。こちらも初めての場所だったのでスナップ写真を撮ったり、資料館で昔懐かしい展示物を見ながら時間を過ごした。
ならまちの散策も、釆女祭の見物も、機会があったら行ってみたいところだったので、思い切って出掛けて大変楽しかった。半日程だったが、結構歩いたので、心地よい疲れもあって、昨夜は早寝をした。
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