日本の紙幣
今日から11月。今年も2ヶ月を残すだけとなった。ところで、現在流通している紙幣が最初に発行されたのが、平成16年11月1日で、これをE号券というそうだ。それなら、A号券からD号券までもあるのだろうと、興味があって調べてみた。
日銀は戦後すぐにA号券を発行したが、これはインフレを乗り切るための、暫定的役割しかなかった。昭和25年から28年にかけて、順次50円、100円、500円、1000円のB号券が発行された。
昭和30年の前半からは、C号券として、5000円券と10000円券も発行された。この頃、B1000円の偽造紙幣が大量に出回るようになった為、昭和38年11月に1000円のC号券を発行した。
昭和59年11月に1000円、5000円、10000円券が新しくなった。これがD号券である。平成12年にはD2000円券が発行されたが、あまり普及流通していない。その後、印刷技術の進歩と偽造札の増加に対応するため、20年ぶりに千円券、五千円券、一万円券が一斉に変更され、現在に至っている。
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