静脈産業
資源を掘り出し、加工し、物流網に載せて販売する一連の産業を「動脈産業」とすると、使い終わった製品を回収し、再利用したり、廃棄したりする産業を「静脈産業」というそうだ。
鳩山首相は、先週東京都大田区の「スーパー・エコタウン」を訪問した。ここは首都圏のごみ問題の解決と、循環型社会へ変えていくために整備された場所のようだ。
以前、このブログで「都市鉱山」のことを書いたが、使用済みの携帯電話やデジカメから、レアメタルなどを取り出しやすいように分別したり、食品廃棄物からメタンガスを発生させ、発電することも出来る。
「地産地消」のように、その地域でリサイクルできるシステム作り、「地サイクル」が大事であり、鳩山首相は、政府としても「静脈産業」を支え、国全体でのシステム作りに力を入れて行きたいと思うと言っている。
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